エリアガイド · バンコク
🇹🇭 バンコク
辛い・甘い・酸っぱい・塩の四味が同居する、屋台の街バンコク。まずは旧市街のカオサン通り周辺から、パッタイからマンゴースティッキーライス、名店の一皿まで。タイの屋台グルメを店ごとに辿る。
バンコクの食
バンコクは、世界でも指折りの「屋台の街」です。歩道にせり出したコンロと、プラスチックの椅子、湯気を上げる鍋。朝から夜まで、街のどこかで誰かが必ず何かを炒めたり焼いたりしています。タイ料理の面白さは、辛い・甘い・酸っぱい・塩気という四つの味を、一皿の中で同時に立てるところ。唐辛子の辛さ、砂糖やヤシ糖の甘さ、ライムやタマリンドの酸味、ナンプラー(魚醤)の塩気とうまみ——このバランスが、屋台の一皿にもぎゅっと詰まっています。
カオサンから始める
このサイトのバンコクは、まずカオサン通り周辺から始めています。旧市街(ラッタナコーシン)の一角にあるこのエリアは、屋台の密度が高く、パッタイからマンゴースティッキーライス、昆虫まで、タイの屋台グルメがひと通り歩ける範囲に集まっています。しかも、卵包みパッタイのティップサマイや、ミシュランの星を持つジェイファイといった名店も、歩いて行ける距離。BTS(高架鉄道)の駅はありませんが、チャオプラヤー川の船やタクシー、トゥクトゥクで気軽に入れます。バンコクの屋台入門に、ちょうどいい一角です。
タイ料理の読み方
タイ料理は、味の「調整」を前提にした食べ物です。屋台のテーブルには、砂糖、唐辛子、酢漬け唐辛子、ナンプラーの四つの調味料が置かれていることが多く、自分の好みに味を寄せて食べます。辛さも、注文のときに「マイペット(辛くしないで)」「ペットニットノイ(少しだけ辛く)」と伝えれば、たいてい調整してくれます。パクチーが苦手なら「マイサイパクチー」。ナンプラーの塩気とうまみ、ココナッツミルクのコク、ハーブの香りが分かると、同じ屋台でも味わいが変わります。
屋台で食べるコツ
屋台は基本、現金(タイバーツ)のみです。看板がタイ語だけの店も多いので、このサイトでは各店にタイ語表記を載せています。写真や現地語の名前を見せると、店に辿り着きやすくなります。バンコクは一年を通して暑いので、日中は無理をせず、夕方から動くのが快適。人が並んでいる屋台、回転の速い屋台を選ぶと、できたてで安心です。氷や生野菜が心配なときは、火の通った炒め物や串を中心に選ぶといいでしょう。
これから広がります
いまのバンコクは、カオサン通り周辺の一ルートから始めています。バンコクには、まだヤワラート(中華街)の海鮮と粥、チャトゥチャック市場、川沿いの食堂など、屋台と市場の街がいくつも広がっています。ルートは少しずつ増やしていく予定です。まずはこのカオサンで、タイの屋台グルメの「四つの味」を、店名とセットで歩いてみてください。
このエリアのルート
カオサン通りルート
プラアーティット通り → ランブトリ → カオサン → 旧市街(西から東へ・約1.5km) · 徒歩 240分 · ルート紹介を読む →