バンコク · カオサン通りルート
カオサン通りルート
バックパッカーの聖地・カオサン周辺を、川沿いから旧市街へ。マタバやムーピン、マンゴースティッキーライスの屋台から、卵包みパッタイのティップサマイ、ミシュランの蟹オムレツ・ジェイファイまで。タイの屋台グルメを店ごとに辿る。
カオサン通りとはどんな場所か
カオサン通りは、バンコクの旧市街・ラッタナコーシン地区の北側にある、世界中のバックパッカーが集まる通りです。数百メートルの短い道に、安宿とバー、両替所、そして無数の屋台がひしめいています。ただ、食べ歩きの本当の面白さは、カオサン通りそのものより、その周りに広がる路地にあります。チャオプラヤー川沿いのプラアーティット通り、少し落ち着いたソイ・ランブトリ、そして民主記念塔の方へ抜ける旧市街の通り。昼は屋台のタイ飯、夜は虫の素揚げやバーの喧騒と、時間帯で顔ががらりと変わる街です。
タイの屋台グルメが一本に
このルートの魅力は、タイの屋台グルメがひと通り、歩ける範囲に集まっていることです。強火で炒めたパッタイ、茹で鶏をのせたカオマンガイ、炭で炙る豚串のムーピン、もち米に熟したマンゴーを添えたマンゴースティッキーライス。ムスリム系のロティやマタバ、夜になると出るコオロギやサソリの素揚げまで。さらに、旧市街の奥には、卵で包んだパッタイの名店ティップサマイや、ミシュランの星を持つ蟹オムレツのジェイファイといった、屋台から一段上がった名店も控えています。
このルートの歩き方
起点は、チャオプラヤー川に近いプラアーティット通り。ここから東へ、旧市街の奥へ向かって約1.5kmを歩きます。まずは川沿いでカリムのマタバ、ソイ・ランブトリでバナナロティやムーピンをつまみ、寺の脇でマンゴースティッキーライスを。カオサン通りに入ったら、東端のパッタイや、夜なら昆虫の屋台も。そして締めは、少し足をのばして旧市街の名店へ。ディンソー通りのカイフープー、マハーチャイ通りのティップサマイとジェイファイで、屋台とはまた違う一皿を座って味わいます。全体で半日、暑さを避けて夕方から動くのもおすすめです。
食べ歩きの見どころ
屋台の主役は、やはり炒め物と串です。強火で鍋を振ったパッタイ、ココナッツと醤油に漬けた豚を炭で炙るムーピンは、匂いにつられて足が止まります。甘いものはマンゴースティッキーライスと、練乳をかけたバナナロティ。そして名店では、ティップサマイの「卵で包んだパッタイ」——破ると湯気と一緒に海老の香りが立つ一皿と、ジェイファイの蟹オムレツ——ゴーグルをかけた店主が炭火の中華鍋で焼く、卵の中に蟹の塊が入った名物。屋台の気軽さと、名店の一皿。その落差ごと楽しむのがカオサンです。
訪れる前に
バンコクは一年を通して暑く、日中の食べ歩きは体力を使います。カオサンは夜が本番なので、夕方から動くと快適です。屋台は基本、現金(タイバーツ)のみ。看板がタイ語だけの店も多いので、このサイトでは各店にタイ語表記(現地語)を載せています。写真や現地語を見せると、店に辿り着きやすくなります。辛さは調整してもらえることが多いので、苦手なら「マイペット(辛くしないで)」と伝えて。人気の名店(ティップサマイ、ジェイファイ)は行列や休業日があるので、時間に余裕をもって。
ルートマップ
プラアーティット通り → ランブトリ → カオサン → 旧市街(西から東へ・約1.5km) · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(10)
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