カオサン通りルート

バンコク · カオサン通りルート

カオサン通りルート

バックパッカーの聖地・カオサン周辺を、川沿いから旧市街へ。マタバやムーピン、マンゴースティッキーライスの屋台から、卵包みパッタイのティップサマイ、ミシュランの蟹オムレツ・ジェイファイまで。タイの屋台グルメを店ごとに辿る。

🚤 チャオプラヤー川船 プラアーティット船着場🚶 徒歩 約240分🍽 一皿 10

カオサン通りとはどんな場所か

カオサン通りは、バンコクの旧市街・ラッタナコーシン地区の北側にある、世界中のバックパッカーが集まる通りです。数百メートルの短い道に、安宿とバー、両替所、そして無数の屋台がひしめいています。ただ、食べ歩きの本当の面白さは、カオサン通りそのものより、その周りに広がる路地にあります。チャオプラヤー川沿いのプラアーティット通り、少し落ち着いたソイ・ランブトリ、そして民主記念塔の方へ抜ける旧市街の通り。昼は屋台のタイ飯、夜は虫の素揚げやバーの喧騒と、時間帯で顔ががらりと変わる街です。

タイの屋台グルメが一本に

このルートの魅力は、タイの屋台グルメがひと通り、歩ける範囲に集まっていることです。強火で炒めたパッタイ、茹で鶏をのせたカオマンガイ、炭で炙る豚串のムーピン、もち米に熟したマンゴーを添えたマンゴースティッキーライス。ムスリム系のロティやマタバ、夜になると出るコオロギやサソリの素揚げまで。さらに、旧市街の奥には、卵で包んだパッタイの名店ティップサマイや、ミシュランの星を持つ蟹オムレツのジェイファイといった、屋台から一段上がった名店も控えています。

このルートの歩き方

起点は、チャオプラヤー川に近いプラアーティット通り。ここから東へ、旧市街の奥へ向かって約1.5kmを歩きます。まずは川沿いでカリムのマタバ、ソイ・ランブトリでバナナロティやムーピンをつまみ、寺の脇でマンゴースティッキーライスを。カオサン通りに入ったら、東端のパッタイや、夜なら昆虫の屋台も。そして締めは、少し足をのばして旧市街の名店へ。ディンソー通りのカイフープー、マハーチャイ通りのティップサマイとジェイファイで、屋台とはまた違う一皿を座って味わいます。全体で半日、暑さを避けて夕方から動くのもおすすめです。

食べ歩きの見どころ

屋台の主役は、やはり炒め物と串です。強火で鍋を振ったパッタイ、ココナッツと醤油に漬けた豚を炭で炙るムーピンは、匂いにつられて足が止まります。甘いものはマンゴースティッキーライスと、練乳をかけたバナナロティ。そして名店では、ティップサマイの「卵で包んだパッタイ」——破ると湯気と一緒に海老の香りが立つ一皿と、ジェイファイの蟹オムレツ——ゴーグルをかけた店主が炭火の中華鍋で焼く、卵の中に蟹の塊が入った名物。屋台の気軽さと、名店の一皿。その落差ごと楽しむのがカオサンです。

訪れる前に

バンコクは一年を通して暑く、日中の食べ歩きは体力を使います。カオサンは夜が本番なので、夕方から動くと快適です。屋台は基本、現金(タイバーツ)のみ。看板がタイ語だけの店も多いので、このサイトでは各店にタイ語表記(現地語)を載せています。写真や現地語を見せると、店に辿り着きやすくなります。辛さは調整してもらえることが多いので、苦手なら「マイペット(辛くしないで)」と伝えて。人気の名店(ティップサマイ、ジェイファイ)は行列や休業日があるので、時間に余裕をもって。

ルートマップ

プラアーティット通り → ランブトリ → カオサン → 旧市街(西から東へ・約1.5km) · 番号は下の一皿と対応

チャオプラヤー川カオサン通りラチャダムヌン通りプラスメン通りタナオ通りディンソー通りマハーチャイ通り🛕チャナソンクラー…🏰プラスメン砦🗽民主記念塔1マタバ2バナナロティ3カオマンガイ4マンゴースティッキ…5ムーピン6昆虫の素揚げ7パッタイ8カイフープー9パッタイ・ホーカイ10カニのオムレツ

このルートの一皿(10)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

カリム・ロティ・マタバ マタバ1小吃カリム・ロティ・マタバ×マタバโรตี-มะตะบะ × มะตะบะロティの生地に挽き肉と卵を包んで鉄板で押し焼きにする。外は層になって割れ、中は肉汁で湿っている。カレーが添えられるので、浸しながら食べる。甘いバナナロティとは別物で、これは完全に食事。最寄 136 Phra Athit Rd(プラスメン砦前)価格 ロティ44B / マタバ59〜149B ソイ・ランブトリの屋台 バナナロティ2甘味ソイ・ランブトリの屋台×バナナロティโรตีกล้วย薄く伸ばした生地をバターで揚げ焼きし、バナナを刻んで包み、練乳と砂糖をかける。角切りにして紙皿で渡される。焼き上がりを立ったまま食べると、外がまだ音を立てるくらい硬い。寺からプラアーティット側へ曲がるあたりに屋台が集まる。最寄 ソイ・ランブトリ(寺の西側)価格 ฿ THB プラスメン通りの屋台 カオマンガイ3プラスメン通りの屋台×カオマンガイข้าวมันไก่鶏を茹でた汁で炊いた飯に、茹で鶏を並べただけ。味は全部タレで決まるので、生姜と唐辛子と味噌を混ぜた小皿をどれだけかけるかが勝負。青・緑・赤のパラソルが目印で、昼で売り切れることが多い。最寄 プラスメン通り沿い価格 ฿ THB ワット・チャナソンクラーム脇の屋台 マンゴースティッキーライス4甘味ワット・チャナソンクラーム脇の屋台×マンゴースティッキーライスข้าวเหนียวมะม่วง温かいもち米にココナッツクリームを吸わせ、熟したマンゴーを添える。冷たいものと温かいものが同時に口に入るのがこの菓子の正体。旬は3〜6月で、それ以外は値段が上がって香りも落ちる。夕方に寺の脇門に屋台が出る。最寄 ワット・チャナソンクラーム脇門価格 60〜100B(旬は3〜6月) ソイ・ランブトリの串焼き屋台 ムーピン5ソイ・ランブトリの串焼き屋台×ムーピンหมูปิ้งココナッツミルクと醤油に漬けた豚を炭で炙る。甘い匂いが先に来るので、屋台を見つける前に鼻で分かる。1本が安いので何本も刺して持ち歩ける。もち米の袋を一緒に買うのが地元の食べ方。最寄 ソイ・ランブトリ(東側)価格 ฿ THB カオサン通りの屋台 昆虫の素揚げ6小吃カオサン通りの屋台×昆虫の素揚げแมลงทอดコオロギ、竹虫、サソリ。夜になると通りに出る屋台で、揚げて塩と胡椒を振っただけ。竹虫が一番くせがなく、スナック菓子に近い。写真だけ撮って買わない客が多いので、食べるなら1杯買ってから撮るのが礼儀。最寄 カオサン通り(夜のみ)価格 ฿ THB カオサン東端の屋台 パッタイ7カオサン東端の屋台×パッタイผัดไทยタナオ通りとの交差点あたりに屋台が固まっている。選ぶ基準はひとつで、強火で鍋を振っていること。焦げの香りがつくかどうかで別の料理になる。弱火でだらだら炒めた観光客向けのものは、麺がべたつく。最寄 カオサン通り東端(タナオ通り交差点)価格 70〜100B クルア・アプソン ディンソー店 カイフープー8クルア・アプソン ディンソー店×カイフープーครัวอัปษร × ไข่ฟูปู卵を高温の油で一気に膨らませ、中に蟹の身を抱かせる。表面は綿のように軽く、噛むと油が抜けて蟹だけが残る。この先のジェイファイと同じカニ卵料理だが、値段は数分の一。先にこちらを食べておくと差が分かる。最寄 169 Dinso Rd(民主記念塔近く)価格 ฿฿ THB ティップサマイ パッタイ・ホーカイ9ティップサマイ×パッタイ・ホーカイทิพย์สมัย × ผัดไทยห่อไข่海老の油で炒めた麺を、薄焼き卵で完全に包んで出す。破ると湯気と一緒に海老の匂いが立つ。カオサンの屋台のパッタイと同じ名前だが、麺の細さも味の組み立ても別物。深夜1時までやっているので、締めに使える。最寄 313-315 Maha Chai Rd価格 ฿฿ THB ラーン・ジェイファイ カニのオムレツ10ラーン・ジェイファイ×カニのオムレツร้านเจ๊ไฝ × ไข่เจียวปูゴーグルをかけた店主が炭火の中華鍋で焼く。卵の中にほぐさない蟹の身が塊で入っていて、切ると崩れずに出てくる。屋台の見た目でこの値段だが、クルア・アプソンのカイフープーと食べ比べると理由が分かる。最寄 327 Maha Chai Rd価格 1,000〜1,400B
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