バンコク · ヤワラートルート
ヤワラートルート
バンコクの中華街・ヤワラート。夜になると屋台が歩道にあふれ、炭火の煙と海鮮の匂いで通りが埋まる。ソイ・テキサスのグリル海鮮やカニのカレー炒め、ミシュランのグアイジャップ、牡蠣焼き、締めの草ゼリーまで。潮州系の食を店ごとに辿る夜のルート。
ヤワラートとはどんな場所か
ヤワラートは、19世紀半ばから中国系の商人が集まってできたバンコクの中華街です。金行が並ぶきらびやかな大通りが軸で、そこから細い路地が何本も枝分かれしています。昼は乾物や漢方、金の店が動く商いの街ですが、日が暮れると通りの表情が変わります。歩道に屋台が組まれ、炭火の煙と海鮮を焼く匂いが立ちこめ、通り全体がひとつの食堂のようになります。MRTブルーラインのワットマンコン駅ができてからは、地下鉄で直接この夜の街に降りられるようになりました。
中華街の屋台で何を食べるか
中華街の食は、潮州(テオチュウ)と広東の流れを汲んでいます。看板は海鮮です。ソイ・テキサス(パドゥンダオ通り)の入口には、緑のT&Kと赤いレック&ラットという二大屋台が向かい合い、エビの炭火焼きや、カニを卵とカレー粉で炒めたプーパッポンカリーを出します。麺なら、胡椒のきいたスープに巻いた米麺を入れるグアイジャップ。ウアン・ポーチャナーとナイ・エックが人気を二分し、どちらもミシュランのビブグルマンです。ナイ・モンの牡蠣焼き(ホイトート)、あっさりしたバミー、そして締めには潮州系の草ゼリーや鳥の巣の甘いスープ。脂っこい海鮮と、口直しの甘味が交互に続きます。
このルートの歩き方
ヤワラートは夜が本番です。屋台の多くは夕方4〜6時ごろから動き出し、深夜まで続きます。MRTワットマンコン駅を出て、ヤワラート通りとチャルンクルン通りの間に走る路地を行き来しながら食べ歩くのが基本の形です。まずソイ・テキサスの海鮮で腹を作り、グアイジャップやホイトートで味を変え、最後に甘味で締める。海鮮は時価のものが多いので、頼む前に大きさと値段を確認しておくと安心です。人気店は行列ができますが、名前を書いて周りの屋台を回れば時間は無駄になりません。ほとんどの屋台が現金(タイバーツ)のみ、看板がタイ語や中国語だけの店も多いので、各店のタイ語表記を見せると辿り着きやすくなります。
ルートマップ
ワットマンコン → ヤワラート通り → ソイ・テキサス → 中華街の路地(夜・約1km) · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(6)
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