ヤワラートルート

バンコク · ヤワラートルート

ヤワラートルート

バンコクの中華街・ヤワラート。夜になると屋台が歩道にあふれ、炭火の煙と海鮮の匂いで通りが埋まる。ソイ・テキサスのグリル海鮮やカニのカレー炒め、ミシュランのグアイジャップ、牡蠣焼き、締めの草ゼリーまで。潮州系の食を店ごとに辿る夜のルート。

🚇 MRT ブルーライン ワットマンコン駅🚶 徒歩 約150分🍽 一皿 6

ヤワラートとはどんな場所か

ヤワラートは、19世紀半ばから中国系の商人が集まってできたバンコクの中華街です。金行が並ぶきらびやかな大通りが軸で、そこから細い路地が何本も枝分かれしています。昼は乾物や漢方、金の店が動く商いの街ですが、日が暮れると通りの表情が変わります。歩道に屋台が組まれ、炭火の煙と海鮮を焼く匂いが立ちこめ、通り全体がひとつの食堂のようになります。MRTブルーラインのワットマンコン駅ができてからは、地下鉄で直接この夜の街に降りられるようになりました。

中華街の屋台で何を食べるか

中華街の食は、潮州(テオチュウ)と広東の流れを汲んでいます。看板は海鮮です。ソイ・テキサス(パドゥンダオ通り)の入口には、緑のT&Kと赤いレック&ラットという二大屋台が向かい合い、エビの炭火焼きや、カニを卵とカレー粉で炒めたプーパッポンカリーを出します。麺なら、胡椒のきいたスープに巻いた米麺を入れるグアイジャップ。ウアン・ポーチャナーとナイ・エックが人気を二分し、どちらもミシュランのビブグルマンです。ナイ・モンの牡蠣焼き(ホイトート)、あっさりしたバミー、そして締めには潮州系の草ゼリーや鳥の巣の甘いスープ。脂っこい海鮮と、口直しの甘味が交互に続きます。

このルートの歩き方

ヤワラートは夜が本番です。屋台の多くは夕方4〜6時ごろから動き出し、深夜まで続きます。MRTワットマンコン駅を出て、ヤワラート通りとチャルンクルン通りの間に走る路地を行き来しながら食べ歩くのが基本の形です。まずソイ・テキサスの海鮮で腹を作り、グアイジャップやホイトートで味を変え、最後に甘味で締める。海鮮は時価のものが多いので、頼む前に大きさと値段を確認しておくと安心です。人気店は行列ができますが、名前を書いて周りの屋台を回れば時間は無駄になりません。ほとんどの屋台が現金(タイバーツ)のみ、看板がタイ語や中国語だけの店も多いので、各店のタイ語表記を見せると辿り着きやすくなります。

ルートマップ

ワットマンコン → ヤワラート通り → ソイ・テキサス → 中華街の路地(夜・約1km) · 番号は下の一皿と対応

ヤワラート通りチャルンクルン通りソイ・テキサスヤワラート・パニット通り🛕ワット・マンコン🏮チャイナゲート1グリル海鮮2グアイジャップ3ホイトート4プーパッポンカリー5バミー6草ゼリー

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1T&K シーフード×グリル海鮮ที แอนด์ เค ซีฟู้ด × ซีฟู้ดย่างヤワラートとソイ・テキサスの角に、緑のTシャツの店員とエビやカニのバケツが並ぶ。夜になると歩道にテーブルが出て、炭火の煙が通りに流れる。プリプリのエビの塩焼きやガーリック焼き、はまぐりのバジル炒めを頼み、白飯と食べる。安くて量が多く、屋台の海鮮の基準になる一軒。最寄 Yaowarat Rd × Soi Phadungdao(ソイ・テキサス)価格 100〜400バーツ 2ウアン・ポーチャナー×グアイジャップก๋วยจั๊บอ้วนโภชนา × ก๋วยจั๊บくるくると巻いた米の麺を、胡椒のきいた澄んだスープで煮る。豚の内臓とカリカリに揚げた豚バラがのり、胡椒の辛さで汗が出る。麺はすすると口の中でほどける。チャイナタウン・ラマ劇場の前に50年以上出ている屋台で、ミシュランのビブグルマンに載る一杯。最寄 チャルンクルン通り(チャイナタウン・ラマ劇場前)価格 60〜80バーツ 3ナイ・モン・ホイトート×ホイトートนายหมงหอยทอด × หอยทอด溶いた卵と米粉の生地を鉄板に広げ、牡蠣を並べて一気に焼く。頼み方は二つ。生地をパリッと薄く焼く「オースワン」と、ふんわり卵とじにする「ホイトート」。外はカリカリ、牡蠣は半生でジュッと汁が出る。ニンニク入りの甘辛いチリソースをつけて食べる。最寄 Phlap Phla Chai Rd(ヤワラート北側)価格 60〜120バーツ 4レック・シーフード×プーパッポンカリーเล็ก ซีฟู้ด × ปูผัดผงกะหรี่カニを殻ごと、カレー粉と卵でとじて炒める。辛くはなく、卵とカレーの甘い匂いが立つ。殻から身を外しながら、卵とソースを白飯にのせて食べる。手が汚れるので紙のエプロンを渡される。ソイ・テキサスの入口、T&Kの向かいで赤い制服の店が出す。最寄 Soi Phadungdao(ソイ・テキサス)価格 時価・カニ400〜800バーツ 5ヤワラートのバミー屋台×バミーบะหมี่細い卵麺を湯にくぐらせ、チャーシューやワンタン、青菜をのせる。スープありと、タレだけをからめた汁なしが選べる。汁なしは器の底のタレを麺に混ぜてから食べる。屋台ごとに麺の縮れとタレが違い、中華街には一杯だけ出す小さな店が点在している。最寄 ヤワラート通り周辺の屋台価格 50〜70バーツ 6甘味ヤワラートの甘味屋台×草ゼリーเฉาก๊วย黒い草ゼリー(チャオクワイ)を賽の目に切り、砕いた氷とシロップをかける。ほろ苦くてつるっとして、脂っこい海鮮のあとの口直しにちょうどいい。鳥の巣や白キクラゲを煮た温かい甘いスープを出す店もあり、中華の薬膳に近い。中華街の夜の締めに向く。最寄 ヤワラート通りの甘味屋台価格 40〜60バーツ
この街のエリアトップへ →
言語:日本語中文EN