エリアガイド · 札幌
🇯🇵 札幌
味噌ラーメン、朝の市場の海鮮丼、スープカレーにジンギスカン。夜のすすきの・朝の二条市場・昼の大通——時間帯の違う3ルートで、札幌の食の幅をひと通り歩く。
札幌とはどんな都市か
札幌は北海道の中心都市で、明治のはじめに開拓の拠点として、碁盤の目の街路にそって計画的につくられました。だから道はまっすぐで広く、住所も「南○条西○丁目」と番地で示されるため、地図が読みやすい街です。街の中心には東西にのびる大通公園があり、その南側に狸小路とすすきのの繁華街、東側に二条市場が控えています。冬は雪深く、夏は涼しい。寒暖の差が大きい土地で育つ米や野菜、そして三方の海でとれる魚介が、この街の食を支えています。開拓とともに移り住んだ人々が持ち寄った味が、北の食として根づいてきました。
北の食の四本柱
札幌の食を支えるのは、大きく四つの柱です。ひとつめは味噌ラーメン。戦後の屋台から広まり、豚骨のスープに味噌を溶いた濃い一杯が、寒い冬の定番になりました。ふたつめは海の幸。三方を海に囲まれた北海道では、ウニ・イクラ・カニ・ホタテといった魚介が市場に並び、飯にのせた海鮮丼が朝の名物です。みっつめはスープカレー。1970年代の札幌で生まれた、スパイスのスープに野菜と鶏を沈めた料理。よっつめはジンギスカンで、羊毛のために羊を飼った歴史が、羊肉を焼いて食べる文化になりました。加えて、牛乳やとうもろこしなど、畑と牧場の恵みも豊かです。
三つのルートの歩き方
このサイトの札幌は、性格の違う三つのルートに分けてあります。すすきのルートは夜の街。味噌ラーメン発祥の横丁から、締めのシメパフェまで、夕方から動くのが向いています。二条市場ルートは朝の街。ウニ丼や浜焼き、カニ汁を、市場が活気づく午前中にたどります。大通・狸小路ルートは昼から夕方。スープカレーとジンギスカン、大通公園のとうきびを、南から北へ歩いてつなぎます。三つはいずれも地下鉄の大通駅・すすきの駅から近く、歩いて回れる距離にあります。朝は市場、昼は大通、夜はすすきの——と時間帯で選べば、一日で札幌の食をひと通り味わえます。
このエリアのルート
すすきの・ラーメン横丁ルート
すすきの駅 → 元祖さっぽろラーメン横丁 → 夜のシメパフェ(夕方から夜へ) · 徒歩 120分 · ルート紹介を読む →
二条市場 朝めしルート
大通駅 → 二条市場(朝どれの海鮮・朝7時台から) · 徒歩 90分 · ルート紹介を読む →
大通・狸小路ルート
狸小路 → スープカレー・ジンギスカン → 大通公園(南から北へ) · 徒歩 150分 · ルート紹介を読む →