永康街ルート

台北 · 永康街ルート

永康街ルート

東門駅を出てすぐの永康街。鼎泰豐の小籠包に始まり、思慕昔のマンゴーかき氷、天津の蔥抓餅、界隈の牛肉麺、金峰の魯肉飯、締めの春水堂まで。座って食べる名店と食べ歩きの屋台が混ざる、昼から夜の落ち着いたルート。

🚇 淡水信義線・中和新蘆線 東門駅🚶 徒歩 約130分🍽 一皿 6

永康街とはどんな場所か

永康街は台北の中心部、東門駅のすぐ南に延びる細い通りと、その周辺に広がる一帯の呼び名です。もとは日本統治期の官舎が並んだ落ち着いた住宅街で、いまも古い木や低い建物が残り、路地には茶藝館や古道具屋、書店が点在します。夜市の喧騒とは対照的に、昼から夕方にかけてゆっくり歩く街です。鼎泰豐の本店がこの近くにあることから食の街として知られるようになり、いまでは小籠包とマンゴーかき氷を目当てに世界じゅうから人が訪れます。それでいて路地に入れば地元の暮らしの気配が残っています。

永康街で何を食べるか

この街の二枚看板は、小籠包とマンゴーかき氷です。鼎泰豐の小籠包は、薄い皮に熱いスープを閉じ込めた点心で、香酢と生姜で食べます。思慕昔をはじめとするかき氷店では、ミルク味の氷に完熟マンゴーを山盛りにした一皿が夏の名物。ほかにも、鉄板で層をほぐしながら焼く蔥抓餅、赤い辛口スープの牛肉麺、豚バラを甘辛く煮た魯肉飯、そして締めの珍珠奶茶(タピオカミルクティー)まで、台湾の代表的な味がこの一帯にそろいます。座って食べる名店と、片手で食べる屋台が近い距離に混在するので、重いものと軽いもの、温かいものと冷たいものを組み合わせながら歩けます。

このルートの歩き方

このルートは、夜市と違って昼から夜まで通して楽しめます。MRT東門駅の出口を出るとすぐ鼎泰豐と永康街の入口があり、そこを起点に路地を巡るのが基本です。人気店、とくに鼎泰豐やかき氷店は昼と夜のピークに行列するので、少し時間をずらすと待ちが短くなります。名店は座って食べる一皿なので、屋台の食べ歩きよりゆっくりした時間の使い方が向きます。支払いは店によりカードや電子決済も使えますが、屋台や小さな店では現金が要ることもあります。かき氷や冷たい飲み物で体が冷えたら、温かい牛肉麺や茶で調整するとよいでしょう。営業時間や休みは店ごとに違い、変わることもあるので、現地で確かめてください。

ルートマップ

東門駅 → 永康街 → 麗水街・金華街(小籠包とかき氷の界隈) · 番号は下の一皿と対応

信義路永康街金山南路麗水街金華街潮州街🚇東門駅🍜永康公園🌳大安森林公園1小籠包2マンゴーかき氷3蔥抓餅4牛肉麺5魯肉飯6タピオカミルクティー

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1粉もの鼎泰豐(信義本店)×小籠包小籠包薄い皮で豚あんと熱いスープを包み、蒸籠で蒸し上げる。皮のひだは十八折りが基準とされ、頂点はきゅっと閉じている。食べ方は、まずれんげにのせ、皮を少し破ってスープを出し、香酢と細切り生姜をつけて口へ運ぶ。皮の弾力、あふれる肉汁、生姜と酢の酸味が一度に来る。熱いので最初のひと口は破って湯気を逃してから。ガラス越しに職人が包む様子が見え、蒸したてが次々と運ばれる。海鮮やかに、松茸など季節の変わり種もあるが、まずは基本の豚の小籠包から。最寄 信義路二段(東門駅すぐ)価格 10個入り約230台湾ドル / 230元 2甘味思慕昔(スムージーハウス)×マンゴーかき氷芒果雪花冰ミルク味の雪花冰を山に削り、その上に完熟マンゴーの角切りをたっぷり、さらにマンゴーソースとアイスをのせる。夏の台湾の甘味の代表格だ。氷は口の中でふっと溶け、マンゴーの果肉は繊維がなくとろりと甘い。スプーンを入れると氷とソースと果肉が一度にすくえる。量が多いので、二、三人で一皿を囲むのが定番。マンゴーが旬の夏がいちばんだが、季節外れはイチゴや他のフルーツに替わる。永康街の一角、階段を上った店内で座って食べる。冷房の効いた店で、歩き疲れを冷やす一皿。最寄 永康街15号あたり価格 180〜250台湾ドル / 180〜250元 3小吃天津蔥抓餅×蔥抓餅蔥抓餅ねぎを練り込んだ生地を鉄板で焼き、ヘラで叩いて層をほぐしながら焼き上げる。頼めば卵や、九層塔(バジル)、チーズ、ハムなどを挟んでくれる。焼きたては外がパリッ、中は何層にも重なってもちもちで、ねぎの香りが立つ。仕上げに甘辛いたれや辣椒醤を塗り、折りたたんで紙袋で渡される。片手で持って歩きながら食べられる、永康街の名物屋台。行列ができるが回転が速い。定番は卵入り。軽く済ませたいときや、他の店の待ち時間のつなぎにちょうどいい一枚。最寄 永康街と麗水街の間の路地価格 35〜55台湾ドル / 35〜55元 4永康牛肉麵×牛肉麺牛肉麵牛骨と牛すじ、豆板醤や唐辛子を長時間煮込んだ赤い辛めのスープ(紅焼)に、とろとろに柔らかく煮た牛バラ肉と、コシのある麺を合わせる。台湾の国民食ともいえる一杯だ。まずスープをひと口、次に肉と麺、卓上の酸菜(漬物)を足して味を変えていく。肉は箸で切れるほど柔らかく、脂と赤いスープが唇に残る。汗をかきながらすする。辛くない清燉(澄んだスープ)を選べる店もある。座って食べる店で、行列するが回転はある。半筋半肉を頼むと肉とすじの両方を味わえる。最寄 金山南路二段(東門界隈)価格 220〜300台湾ドル / 220〜300元 5金峰魯肉飯×魯肉飯滷肉飯細かく刻んだ豚バラ肉を、醤油と砂糖、八角などの香辛料でとろりと煮込み、温かい白飯にかける。台湾のどこでも食べられる庶民の一杯で、これが旨いかどうかで店の実力がわかる、と言われる。脂と醤油のこくが飯にしみ、口の中でほろりと崩れる。小碗なら軽く、いろいろ食べ歩く合間にちょうどいい。ここでは煮卵や豚足、白菜スープなどを一緒に頼むのが定番。安くて早く出てくるので、行列していても待ち時間は短い。カウンターや相席で、さっと食べてさっと出る、地元の日常の一皿。最寄 羅斯福路一段(中正紀念堂駅付近)価格 小碗30〜40台湾ドル / 30〜40元 6春水堂×タピオカミルクティー珍珠奶茶濃く淹れた紅茶にミルクと氷、砂糖を合わせてシェイクし、底に黒いタピオカ(珍珠)を沈める。太いストローで、もちもちのタピオカと甘い茶を一緒に吸い上げる。噛むと黒糖の香りがして、飲み物というより軽い甘味に近い。氷と甘さの量を選べる店が多く、甘さ控えめにするとお茶の香りが立つ。台湾発祥のこの飲み物は、いまや世界に広がったが、本場で座って飲む一杯はやはり違う。永康街を歩き回ったあと、冷房の効いた店で腰を下ろし、締めの甘い一杯にするのがいい。最寄 信義路・大安界隈価格 75〜100台湾ドル / 75〜100元
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