士林夜市ルート

台北 · 士林夜市ルート

士林夜市ルート

台北最大の夜市、士林。鉄板の湯気と揚げ油の匂いのなか、豪大大の巨大な鶏排、鍾家の生煎包、王子のチーズじゃがいも、締めの雪花冰まで。地下の食堂から慈諴宮まわりの路地へ、夕方から夜へ食べ歩く定番のルート。

🚇 淡水信義線(レッド)劍潭駅🚶 徒歩 約150分🍽 一皿 6

士林夜市とはどんな場所か

士林夜市は台北の北、劍潭駅のそばに広がる、台湾でもっとも規模の大きい夜市です。中心には百年以上の歴史を持つ慈諴宮という媽祖廟があり、その門前に集まった屋台から発展しました。いまは基河路の地下にある食堂街と、慈諴宮まわりに張りめぐらされた路地の両方に、数百軒の店がひしめきます。昼は静かな住宅街ですが、夕方になると屋台が次々に灯りをともし、鉄板や揚げ鍋の湯気で通りが白くなります。学生街に近いこともあり、安くて量の多い若者向けの食べ物が多いのが特徴です。

夜市で何を食べるか

士林の名物は、手のひらより大きい豪大大の鶏排(フライドチキンカツ)に始まります。ほかにも、上海由来の生煎包、ごまだれの涼麵、チーズをたっぷりのせた焼きじゃがいも、炭火で焼くもち米の腸詰めに台湾ソーセージを挟んだ大腸包小腸など、片手で食べられる粉ものと肉ものが軸です。締めには、味をつけた氷をふわふわに削る雪花冰。甘い蜜豆やマンゴー、芋を山盛りにして、火照った体を冷まします。屋台の多くは注文を受けてから揚げたり焼いたりするので、来たてを狙うと味がまるで違います。塩気の強いものと甘いものを交互に頼むのが、飽きずに歩くコツです。

このルートの歩き方

士林夜市は夜が本番で、屋台の多くは夕方4〜6時ごろから深夜まで動きます。MRT劍潭駅の1番出口を出て、基河路の地下食堂で腰を据えて食べてから、慈諴宮まわりの路地に上がって食べ歩くのが基本の形です。人気店は行列しますが回転は速く、名前を書いて周りを回れば時間は無駄になりません。屋台はほとんどが現金(台湾ドル)のみで、看板は中国語だけの店も多いので、各店の名前を控えておくと辿り着きやすくなります。揚げ物や炭火の熱いものが多いので、歩きながらより一歩脇に寄って食べるほうが安全です。混雑を避けるなら平日か、開き始めの時間が歩きやすい。営業時間は目安なので、現地で確かめてください。

ルートマップ

劍潭駅 → 基河路の地下食堂 → 慈諴宮まわりの小吃街(夕方から夜へ) · 番号は下の一皿と対応

文林路基河路大南路大東路安平街小北街🚇劍潭駅⛩️慈諴宮🏢士林市場1大雞排2生煎包3涼麵4チーズ焼きじゃがいも5大腸包小腸6雪花冰

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1小吃士林豪大大雞排×大雞排雞排手のひらより大きい鶏むね肉を薄く叩いて開き、衣をつけて揚げる。注文が入ってから揚げ、上げたてに胡椒塩をふって紙袋で渡される。切らずに一枚のまま渡されるので、袋を持って歩きながら端からかじる。表面はざくっと硬く、中はまだ湯気が立ち、肉汁が指に落ちる。辛さは「辣」を頼めば唐辛子粉が増える。夜市の入口の定番で、これを片手に他の店を回る人が多い。一枚で十分に腹にたまるので、連れと分けて食べ歩くのにも向く。最寄 文林路・基河路の夜市入口付近価格 80台湾ドル前後 / 80元 2粉もの鍾家原上海生煎包×生煎包生煎包発酵させた生地で豚あんを包み、大きな平鉄鍋に隙間なく並べて、底を油で焼きながら蓋をして蒸し焼きにする。焼き上がると底は飴色に固く、上はふっくら白いまま。ごまと刻みねぎがのる。かじると中から熱い肉汁があふれるので、最初のひと口は火傷に注意して、少し冷ましてから食べたい。皮の焼けた面のパリッとした香ばしさと、蒸された面のもちもちが一つの中に同居している。二、三個で軽く腹が落ち着く、夜市の合間の一皿。最寄 大東路・文林路の角付近価格 1個15台湾ドル前後 / 15元 3好朋友涼麵×涼麵涼麵茹でて油をまぶし、冷ましてほぐした黄色い中華麺に、練りごまと醤油、にんにくのたれをかけて混ぜる。台湾の涼麺は冷やしというより常温で、ごまだれが濃くまったりと絡む。きゅうりの細切りがのり、好みで辛みを足す。多くの人が味噌汁ならぬ「味噌湯」や、卵を落としたスープを合わせて頼む。ずるっと軽く、脂っこいものの合間や、夜遅くの小腹にちょうどいい。座って食べる小さな店で、深夜まで開いているので夜市を回り終えた締めにもなる。最寄 小北街・文林路の裏手価格 55〜75台湾ドル / 55〜75元 4小吃王子起司馬鈴薯×チーズ焼きじゃがいも起司馬鈴薯大きな焼きじゃがいもを縦に割り、中をほぐしてバターと溶けるチーズを混ぜ込み、上に具をのせる。ツナ、コーン、ハム、ブロッコリー、黒胡椒など、カウンターの具から選ぶと、その場で山盛りにしてくれる。熱いじゃがいもにチーズがとろけて糸を引き、スプーンで下からすくって食べる。ボリュームがあって、これ一つで軽食になる。冬の夜市で湯気の立つ紙皿を持つと手が温かい。甘い夜市の食べ物が続いたあとの、塩気とこくのある口直しにもなる一皿。最寄 安平街の屋台まわり価格 70〜90台湾ドル / 70〜90元 5士林の大腸包小腸屋台×大腸包小腸大腸包小腸炭火で焼いた太いもち米の腸詰め(大腸)を縦に割り、その中に、甘い豚肉の腸詰め(小腸=台湾ソーセージ)を挟む。名前のとおり「大きい腸で小さい腸を包む」台湾式ホットドッグだ。切り口に、刻んだにんにく、たくあん、パクチー、辛いたれなどを好みで足す。もち米の香ばしい焦げと、はじける肉汁の甘いソーセージ、生にんにくの刺激が一度に来る。片手で持って歩きながら食べられ、炭の匂いが食欲をそそる。夜市の炭火台の前で焼き上がりを待つ、湯気と煙の一本。最寄 慈諴宮まわりの炭火屋台価格 50〜60台湾ドル / 50〜60元 6甘味辛發亭×雪花冰雪花冰味をつけて凍らせた氷のブロックを薄く削ると、粉雪のようにふわふわと積もる。普通のかき氷と違って氷そのものに練乳やミルクの味がついていて、口に入れるとすっと溶ける。名物は「蜜豆冰」に近い盛り合わせや、練乳をたっぷりかけた芋・小豆のせ。士林で古くからかき氷を出してきた老舗で、夜市を歩いて火照った体を冷ますのにちょうどいい。座って食べる甘味処なので、揚げ物や炭火のあとの締めにする人が多い。二人で一皿を分けても十分な量がある。最寄 安平街(士林市場近く)価格 100〜150台湾ドル / 100〜150元
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