ペナン · ガーニー・ドライブ&新関仔角ルート
ガーニー・ドライブ&新関仔角ルート
海沿いのガーニー・ドライブと、マカリスター路脇の新関仔角(ニュー・レーン)。日が暮れると屋台の灯りが並び、島の名物が一箇所に集まる。福建蝦麺の赤いスープ、魚と酸の亞參叻沙、蝦膏の囉喏、蠔煎、サテー、そして氷菓。夜の風に吹かれながら、少しずつ食べ歩く道だ。
夜に集まる島の名物
ガーニー・ドライブは海に面した遊歩道で、夕方から屋台と食堂が灯りをともす。少し内陸の新関仔角(ニュー・レーン)も、日が暮れると通り一本が屋台で埋まる。ここは特定の一皿というより、ペナンの名物が一度に並ぶ場所だ。福建蝦麺は海老の殻からひいた赤いスープ、亞參叻沙は鯖とタマリンドの酸っぱい汁、囉喏は果物を蝦膏だれで和えた南国の和え物。蠔煎は牡蠣入りの粉焼き、サテーは炭火の串。世界遺産地区の華人ホーカーが昼を中心にするのに対し、この一帯は夜の賑わいそのものが主役になる。海風のなかで、少量ずつ多くの皿に触れられるのが、この場所の楽しみだ。
辛さと酸と甘さの循環
夜の屋台は一皿が小さく味が濃いので、一店で満腹にするより、味を変えながら歩くのが向く。福建蝦麺やサテーで塩気と旨みを入れ、亞參叻沙の酸で口を切り替え、蠔煎で香ばしさを足す。囉喏の蝦膏だれは甘・酸・辛・塩が同時に来て、果物なのに主食のように香ばしい。辛い皿が続いたら、アイス・カチャンや煎蕊のような氷菓で体を冷ます。ペナンの夜は蒸し暑く、冷たい一杯を挟むことで、また次の辛い皿に向かえる。蝦膏(蝦醤)の匂いは強いが後味は丸く、慣れると島の味の芯だとわかる。飲み物を手元に置き、辛さと酸と甘さのあいだを行き来しながら、少しずつ数を重ねていくのがこの一帯の食べ方だ。
このルートの歩き方
コムタからバスでガーニー方面へ向かい、日暮れ前に海沿いに着くと、灯りがともる瞬間から屋台の立ち上がりを見られる。まず福建蝦麺で塩気を入れ、通りを歩きながら囉喏を蝦膏だれごと一皿。蠔煎は焼きたてを座って食べ、サテーは炭火の列で数本を頼む。辛さが重なったら、アイス・カチャンで一度体を冷ます。ガーニーで海風に当たったら、少し内陸の新関仔角(ニュー・レーン)へ移り、亞參叻沙で酸を入れて締める。全体で2時間ほど。屋台は現金のみの所が多いので、小額の現金を用意しておくと安心だ。焼き物や汁ものは作りたてを出す店を選ぶと、熱いうちに食べられる。売り切れやスープの終いは早い日もあるので、食べたい一皿は先に押さえたい。
ルートマップ
ガーニー・ドライブ → マカリスター路 → 新関仔角(夜のホーカー) · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(6)
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