栄町市場ルート

沖縄 · 栄町市場ルート

栄町市場ルート

安里駅のそば、昼は市場、夜は小さな居酒屋が灯る栄町市場を歩く。戦後の面影を残す細い路地に、沖縄おでんや山羊料理、ジーマーミ豆腐、島らっきょうを出す店がひしめく。千円で数杯飲める「せんべろ」の文化がここに根づき、泡盛を片手に一軒ずつ渡り歩く。締めは冷たい沖縄ぜんざい。昭和の夜がそのまま残る、那覇の飲み屋街である。

🚇 ゆいレール 安里駅から徒歩🚶 徒歩 約100分🍽 一皿 6

夜のせんべろ横丁

栄町市場は、昼は青果や鮮魚の並ぶ普通の市場だが、日が暮れると表情を変える。細い路地の店々に赤い提灯が灯り、市場の一角が小さな居酒屋の連なりになる。ここに根づくのが「せんべろ」——千円ほどで泡盛やビールを三杯ほど、つまみ付きで飲める文化だ。カウンターだけの狭い店に肩を寄せ、一杯やってはまた次の店へ移る。観光客も地元の常連も同じ卓に混じり、夜が更けるほど賑わう。昭和の市場がそのまま夜の盛り場になった、那覇でも独特の場所である。

泡盛と沖縄の夜食

一杯目には泡盛を頼みたい。タイ米と黒麹で仕込む沖縄の蒸留酒で、水や氷で割り、三年寝かせた古酒はまろやかだ。つまみは沖縄おでんから。鰹と豚の濃い汁で、てびちやソーセージ、青菜を長く煮込む。骨まで柔らかいてびちが名物だ。香りの強いヤギ汁は好き嫌いが分かれるが、滋養のある一杯として親しまれてきた。落花生を固めたジーマーミ豆腐はもっちりと甘く、箸休めによい。島らっきょうの塩漬けや天ぷらは泡盛によく合う。どれも少量ずつ頼めるので、酒に合わせて渡り歩くのに向く。

このルートの歩き方

起点はゆいレールの安里駅。駅を降りてすぐ、栄町市場のアーケードと路地が広がる。昼はまだ静かで、本番は日が暮れてから。夕方に入って、まず一軒目で泡盛と沖縄おでんに腰を落ち着け、そこから路地を気の向くまま渡り歩くのがよい。せんべろは一軒で長居せず、二、三杯で次へ移るのが流儀。ヤギ汁やジーマーミ豆腐、島らっきょうと、店ごとの一品をつまみながら進む。締めには冷たい沖縄ぜんざいで火照った体を冷ます。路地は狭く、常連で混む小店も多いので、一人か少人数が動きやすい。現金しか使えない店もあるため用意を。価格や営業時間は目安なので、暖簾をくぐる前に確かめたい。

ルートマップ

安里駅 → 栄町市場のアーケード → せんべろ横丁(夜の路地を巡る) · 番号は下の一皿と対応

栄町市場本通り中央アーケード東の路地西の路地安里駅前通り🚝安里駅🏮栄町市場🍶せんべろ横丁1沖縄おでん(てびち…2ヤギ汁(山羊汁)3ジーマーミ豆腐4泡盛(島酒・古酒)5島らっきょうの塩漬…6沖縄ぜんざい(氷ぜ…

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1soup栄町市場のおでん屋×沖縄おでん(てびち・ソーセージ)鰹と豚でとった濃いめの汁で、具を長く煮込む。本土のおでんと違い、てびち(豚足)やウインナー、青菜が入るのが沖縄流。てびちは骨まで柔らかく、汁に豚の旨みが溶けている。カウンター越しに好きな具を選び、泡盛を一杯やりながらつまむ。夜の栄町の口開けに向く。最寄 安里駅価格 一皿 500〜900円 2soup栄町市場の山羊料理店×ヤギ汁(山羊汁)山羊の肉と骨を、香草のフーチバー(よもぎ)とともに長く煮た汁。独特の強い香りがあり、好き嫌いがはっきり分かれる。生姜とフーチバーが臭みを抑え、滋養のある一杯として祝い事や夏場に飲まれてきた。塩で薄く味をとり、白飯と合わせる。沖縄の食の奥にある、力のある料理。最寄 安里駅価格 1000〜1500円 3小吃栄町市場の沖縄料理店×ジーマーミ豆腐すりつぶした落花生の汁を芋くずで固めた、豆腐に似た一品。豆は使わず、名の「ジーマーミ」は落花生を指す。もっちりと弾力があり、口の中で落花生の香りがほどける。甘い黒蜜だれをかけて前菜にも締めにもなる。冷やして小鉢で出され、泡盛の合間の箸休めにちょうどよい。最寄 安里駅価格 300〜500円 4栄町市場のせんべろ居酒屋×泡盛(島酒・古酒)タイ米と黒麹で仕込む沖縄の蒸留酒。水や氷で割り、シークヮーサーを搾ることもある。三年以上寝かせた古酒(クース)はまろやかで、香りに深みが出る。度数は高いので、氷を入れてゆっくり飲む。栄町では千円で三杯ほど飲める「せんべろ」の店が多く、一杯目にこれを頼む。最寄 安里駅価格 一杯 400〜600円 5小吃栄町市場の居酒屋×島らっきょうの塩漬け・天ぷら沖縄の小ぶりならっきょうを、塩漬けか天ぷらで出す。塩漬けは浅く漬けてかつお節をのせ、しゃきっと辛みが鼻に抜ける。天ぷらにすると辛みは和らぎ、甘みと香りが立つ。どちらも泡盛によく合う、栄町の居酒屋の定番のつまみ。一皿を頼み、酒を飲みながらゆっくりつまむ。最寄 安里駅価格 400〜600円 6甘味栄町市場の甘味処×沖縄ぜんざい(氷ぜんざい)本土のぜんざいと違い、沖縄では冷たい氷菓を指す。黒糖で甘く煮た金時豆や押し麦の上に、かき氷を高く盛る。底に沈んだ豆をすくいながら、氷と一緒に食べる。白玉を沈めた店もある。泡盛で火照った体を冷ますのにちょうどよく、夜の締めの甘味として親しまれてきた。最寄 安里駅価格 400〜600円
この街のエリアトップへ →
言語:日本語中文EN