マカオ · 氹仔ルート
氹仔・官也街ルート
氹仔旧市街の官也街を軸に、小吃を辿るルート。渡り蟹を溶かした粥、竹の棒で打つ雲呑麺、寒天の涼菓子、大豆の豆花、蒸した牛乳のプリン、ドリアンの氷菓。百数十メートルの細い通りに、甘いものと温かいものが密に並ぶ。
官也街という細い食の道
このルートの軸は、氹仔旧市街を貫く官也街だ。長さは百数十メートルしかない細い通りだが、両側に甘味店と麺屋、粥の店、土産菓子が隙間なく並ぶ。半島側の大きな街並みとは違い、二階建ての古い商店が肩を寄せ、看板と湯気が路上にあふれる。ここは腰を据えて食べる料理より、少しずつ手に持って歩く小吃の土地だ。一皿を平らげるより、いくつもの店で一口ずつ試すのが向いている。人出は昼から夕方にかけて増え、細い通りは肩がぶつかるほど混む。朝のうちか、日が傾いてからの方が、落ち着いて回れる。
蟹の粥から乳の甘味まで
この通りの食は、温かいものと冷たい甘味が交互に現れる。まず水蟹粥。肉の薄い水蟹の汁を米に溶かし込んだ粥で、鍋ごと運ばれ、脚を割りながらすする。竹昇麺は、竹の棒に人が跨って打つ細い麺で、海老を丸ごと包んだ雲呑と澄んだ湯に浮かぶ。甘味も多彩だ。寒天を冷やし固めた大菜糕、大豆をゆるく固めた豆花、水牛乳を蒸した燉奶や雙皮奶が、それぞれ専門の店で作られる。締めには、東南アジアの果物を取り込んだドリアンの氷菓を露店で一つ。塩気と甘み、熱と冷を織り交ぜると、狭い通りを二往復しても飽きない。
このルートの歩き方
半島やコタイからバスかタクシーで氹仔旧市街に入り、地堡街から官也街の入口に立つ。まず腹を据えるなら水蟹粥だが、量が多いので連れと分けるとよい。次に竹昇麺の店で雲呑麺を一杯、麺が伸びる前に啜る。ここからは甘味を挟みながら通りを往復する。豆花と燉奶は温冷を選べるので、暑ければ冷たいものを。大菜糕は歩きながら串で食べられる。締めはドリアンの氷菓を露店で。余力があれば通りを抜け、龍環葡韻や北帝廟まで足を延ばすと、氹仔の古い顔が見える。通りは狭く混むので、大きな荷物は避け、両手を空けておくと動きやすい。昼過ぎの混雑を外し、夕方の灯りの中を歩くのが心地よい。
ルートマップ
氹仔旧市街 → 官也街 → 龍環葡韻 · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(6)
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