チェンマイ · 旧市街ルート
旧市街ルート
堀と城壁に囲まれた四角い旧市街は、ランナー王国の中心だった一角。寺々のあいだの静かな通りに、カオソーイやナムプリック、サイウア、ハンレーといった北タイの定番が並ぶ。観光の中心でありながら、路地に入れば家庭的な食堂が残る。歩いてまわれる範囲で、北の味の芯に触れるルート。
旧市街とはどんな場所か
チェンマイの旧市街は、13世紀末にランナー王国の都として築かれた、堀と城壁に囲まれた約1.5キロ四方の区画です。角には煉瓦の城壁が今も残り、東のターペー門が玄関口になっています。内側には数十の寺があり、なかでもワット・チェディルアンの崩れた仏塔と、ワット・プラシンの金の本堂が知られています。寺のあいだを縫う通りは車も人も比較的ゆるやかで、朝夕は僧が托鉢に歩きます。観光地でありながら、暮らしの時間も流れている場所です。
旧市街で何を食べるか
旧市街は北タイ料理の入門にちょうどよい場所です。看板はカオソーイ——ココナッツカレーのスープに卵麺と揚げ麺を重ねた、この街を代表する一杯です。フアン・ペンのような老舗では、焼き青唐辛子のナムプリックノームに揚げ豚皮のカープムーを添えた一皿や、ビルマ由来の甘い豚煮込みケーンハンレーが味わえます。炭火で焼くハーブの効いたサイウア、トマトと米麺のカノムチーン・ナムンギァオも定番。締めには、ソムペット市場のマンゴーもち米が素朴に甘い。数品を取り分け、もち米を手で丸めて食べるのが北の流儀です。
このルートの歩き方
旧市街は徒歩でまわれる大きさですが、日中は日差しが強いので、朝と夕方に歩くのが快適です。ターペー門を起点に、ラチャダムヌン通りを西へ進み、途中で路地に折れてワット・チェディルアン周辺の食堂を拾っていくのが基本の形です。カオソーイの名店は昼で閉まることが多く、麺が売り切れれば早じまいするので、昼どきを逃さないこと。北タイの食堂は数品を分けて頼む前提なので、二人以上だと種類を試しやすい。多くの店が現金のみで、看板がタイ語だけのこともあるため、各店のタイ語表記を見せると辿り着きやすくなります。日曜の夜はラチャダムヌン通りが歩行者天国のサンデーマーケットになり、屋台の顔ぶれが一変します。
ルートマップ
ターペー門 → ワット・チェディルアン → ラチャマンカ通り → ワット・プラシン(歩く順) · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(6)
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