旧市街ルート

チェンマイ · 旧市街ルート

旧市街ルート

堀と城壁に囲まれた四角い旧市街は、ランナー王国の中心だった一角。寺々のあいだの静かな通りに、カオソーイやナムプリック、サイウア、ハンレーといった北タイの定番が並ぶ。観光の中心でありながら、路地に入れば家庭的な食堂が残る。歩いてまわれる範囲で、北の味の芯に触れるルート。

🚶 ターペー門から徒歩/🛺 赤いソンテウ🚶 徒歩 約110分🍽 一皿 6

旧市街とはどんな場所か

チェンマイの旧市街は、13世紀末にランナー王国の都として築かれた、堀と城壁に囲まれた約1.5キロ四方の区画です。角には煉瓦の城壁が今も残り、東のターペー門が玄関口になっています。内側には数十の寺があり、なかでもワット・チェディルアンの崩れた仏塔と、ワット・プラシンの金の本堂が知られています。寺のあいだを縫う通りは車も人も比較的ゆるやかで、朝夕は僧が托鉢に歩きます。観光地でありながら、暮らしの時間も流れている場所です。

旧市街で何を食べるか

旧市街は北タイ料理の入門にちょうどよい場所です。看板はカオソーイ——ココナッツカレーのスープに卵麺と揚げ麺を重ねた、この街を代表する一杯です。フアン・ペンのような老舗では、焼き青唐辛子のナムプリックノームに揚げ豚皮のカープムーを添えた一皿や、ビルマ由来の甘い豚煮込みケーンハンレーが味わえます。炭火で焼くハーブの効いたサイウア、トマトと米麺のカノムチーン・ナムンギァオも定番。締めには、ソムペット市場のマンゴーもち米が素朴に甘い。数品を取り分け、もち米を手で丸めて食べるのが北の流儀です。

このルートの歩き方

旧市街は徒歩でまわれる大きさですが、日中は日差しが強いので、朝と夕方に歩くのが快適です。ターペー門を起点に、ラチャダムヌン通りを西へ進み、途中で路地に折れてワット・チェディルアン周辺の食堂を拾っていくのが基本の形です。カオソーイの名店は昼で閉まることが多く、麺が売り切れれば早じまいするので、昼どきを逃さないこと。北タイの食堂は数品を分けて頼む前提なので、二人以上だと種類を試しやすい。多くの店が現金のみで、看板がタイ語だけのこともあるため、各店のタイ語表記を見せると辿り着きやすくなります。日曜の夜はラチャダムヌン通りが歩行者天国のサンデーマーケットになり、屋台の顔ぶれが一変します。

ルートマップ

ターペー門 → ワット・チェディルアン → ラチャマンカ通り → ワット・プラシン(歩く順) · 番号は下の一皿と対応

ラチャダムヌン通りムーンムアン通りプラポックラオ通りラチャマンカ通りラチャウィティー通りラチャパキナイ通り🚪ターペー門🛕ワット・チェディ…🛕ワット・プラシン1カオソーイ2ナムプリックノーム…3ケーンハンレー4サイウア5カノムチーン・ナム…6カオニャオ・マムアン

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1カオソーイ・クンヤイ×カオソーイข้าวซอยคุณยาย × ข้าวซอย黄色いカレースープに、茹でた卵麺と、上に揚げた麺をひとつかみ。鶏か牛を選び、赤エシャロット、ライム、辛子高菜を添えて食べる。ココナッツミルクのまろやかさと、ほろ苦いカレーの香りが層になり、揚げ麺のかりっとした歯ざわりが混じる。北タイを代表する一杯を、旧市街の路地の家庭的な店で。最寄 ワット・モンティエン周辺(プラポックラオ通り西)価格 50〜70バーツ 2小吃フアン・ペン×ナムプリックノーム&カープムーเฮือนเพ็ญ × น้ำพริกหนุ่ม แคบหมู焼いた青唐辛子をニンニクと搗いた、青くとろりとした辛味噌がナムプリックノーム。添えるのは、揚げた豚皮のカープムーと、茹でた野菜。皮のかりっとした音とともに、青唐辛子の穏やかな辛さと焦げの香りが広がる。北タイの食卓の起点になる一皿を、旧市街の老舗で。最寄 ラチャマンカ通り(ワット・チェディルアン南)価格 60〜100バーツ 3フアン・ペン×ケーンハンレーเฮือนเพ็ญ × แกงฮังเลビルマから伝わった、汁気の少ない豚の煮込みカレー。豚バラを生姜、ニンニク、タマリンド、ハンレー用の混合香辛料でとろりと煮て、甘さと酸味、生姜の香りが濃く重なる。辛さは控えめで、白いご飯かもち米と合わせる。北タイの祝いの席にも並ぶ、時間をかけた一皿。最寄 ラチャマンカ通り(ワット・チェディルアン南)価格 80〜120バーツ 4フアン・ムアンチャイ×サイウアเฮือนม่วนใจ๋ × ไส้อั่ว刻んだ豚肉に、レモングラス、コブミカンの葉、赤いカレーペーストを練り込み、腸に詰めて炭火でじっくり焼く北タイのソーセージ。輪切りにすると、ハーブの香りが立ちのぼる。ひと口ごとにレモングラスの爽やかさと唐辛子の温かい辛さが交互に来て、もち米とよく合う。最寄 ラチャプルック通り(チャンプアック門の北)価格 60〜100バーツ 5フアン・ムアンチャイ×カノムチーン・ナムンギァオเฮือนม่วนใจ๋ × ขนมจีนน้ำเงี้ยวやわらかい米麺のカノムチーンに、トマトと豚のあばら、乾かした蕾(ドーク・ンギァオ)を煮込んだ赤いスープをかける。酸味と甘み、血のかたまりの深いこくが溶け合い、揚げニンニクとライム、生野菜を好みで足す。シャン族由来の、北タイの朝の一杯。最寄 ラチャプルック通り(チャンプアック門の北)価格 40〜60バーツ 6甘味ソムペット市場の甘味屋台×カオニャオ・マムアンตลาดสมเพชร × ข้าวเหนียวมะม่วงココナッツミルクと塩で炊いたもち米に、熟したマンゴーを添え、上から甘いココナッツソースをかける。ひと口で、もち米の塩気とマンゴーの蜜のような甘さ、ソースの濃厚さが一度に来る。散らした揚げ緑豆の香ばしさが差し色になる。旧市街の市場で買う、素朴な締め。最寄 ムーンムアン通り(ソムペット市場)価格 40〜70バーツ
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