錦里古街ルート

成都 · 錦里ルート

錦里古街ルート

武侯祠のそばに続く古い街並み・錦里で、成都の小吃と甘味を歩く。三大炮の音に始まり、糖油果子・蛋烘糕・鉢鉢鶏と渡り歩き、傷心涼粉と紅糖冰粉で締める——甘さと辣さの行き来を、店名とセットで一皿ずつ。

🚇 地下鉄3号線 高升橋駅🚶 徒歩 約120分🍽 一皿 6

錦里とはどんな場所か

錦里は、三国志の英雄・諸葛亮らを祀る武侯祠のすぐ隣に開けた、古い街並みの商店街です。名は蜀の都・成都が古くから錦(にしき)の産地だったことにちなみます。いまの錦里は明清様式に再現された観光の街ですが、石畳の通りに小吃の屋台がびっしりと並び、成都の甘味と軽食を一度に見て回れる場所として知られています。三大炮を叩く音、糖油果子を揚げる匂い、蛋烘糕を焼く鉄鍋——五感で歩く食べ歩きの入口です。

成都の甘さと辣さ

成都の小吃を歩いてまず気づくのは、甘いものと辣いものが交互に現れることです。三大炮や糖油果子、冰粉、涼糕といった紅糖の甘味が、辣い鉢鉢鶏や傷心涼粉の合間に挟まる。この甘・辣の反復が、成都の食べ歩きのリズムを作っています。同じ辣でも、成都の花椒の痺れ(麻)は重慶より繊細で、香りを楽しむ方向。辣さに参らないよう、甘味で口を冷ましながら少しずつ——それが賢い歩き方です。

このルートの歩き方

起点は地下鉄3号線の高升橋駅。まず武侯祠を横目に錦里の入口へ入り、三大炮の実演で一つ目を。あとは石畳の通りに沿って、糖油果子・蛋烘糕・鉢鉢鶏と少しずつ食べ進めます。辣が続いたら傷心涼粉で切り替え、締めに紅糖冰粉で口を冷ます。多くが歩き食いできる小吃なので、混む時間でも回転は速い。全体で徒歩二時間ほど、辣さは各店で加減できるので、無理せず頼んでください。週末と夜は非常に混むので、午前の早い時間が狙い目です。

ルートマップ

高升橋駅 → 武侯祠 → 錦里古街(古い街並みの小吃街) · 番号は下の一皿と対応

錦里古街武侯祠大街錦里西路錦里中路洗面橋横街南郊路⛩️武侯祠🏮錦里入口🚇高升橋駅1三大炮2糖油果子3蛋烘糕4鉢鉢鶏5傷心涼粉6冰粉(紅糖)

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1小吃錦里三大炮×三大炮もち米の団子を職人が銅板に三つ叩きつけると、「パン・パン・パン」と音が鳴り、その音から「三大炮」の名がついた。飛んだ団子はきな粉と黄大豆粉の上を転がり、最後に紅糖(黒砂糖)の蜜をかける。もちりと柔らかく、甘さは素朴。辣いものの合間にちょうどいい、錦里の名物小吃。最寄 高升橋駅価格 10〜15元 / 1皿 2甘味錦里糖油果子×糖油果子もち米の生地を紅糖の入った油でゆっくり揚げると、表面が飴色にふくらみ、胡麻をまぶして竹串に刺す。外はカリッと香ばしく、中は空洞に近く軽い。噛むと紅糖のほろ苦い甘さが広がる。三つ四つを串に刺した姿で売られ、揚げたての熱いうちがいちばんうまい。最寄 高升橋駅価格 8〜12元 / 1串 3小吃賀記蛋烘糕×蛋烘糕小さな銅の鍋で卵入りの生地を焼き、片面がふっくら色づいたところで具をのせ、半分に折る。中身は甘い(紅糖・あんこ・ピーナッツ)か鹹い(肉そぼろ・搾菜・辣味噌)かを選べる。外はカステラのように軽く、中はしっとり。一個が手のひらほどで、一つずつ焼くので少し待つ。最寄 高升橋駅価格 3〜6元 / 1個 4錦里鉢鉢鶏×鉢鉢鶏ゆでた鶏肉や野菜を竹串に刺し、辣油と花椒、砕きピーナッツを効かせた冷たいたれの鉢に浸して出す。串を陶の鉢からつまみ、食べた本数で会計する。冷菜なので辣さのなかに花椒の痺れと胡麻の香りが際立ち、火鍋より軽い。藤椒(青花椒)を使う爽やかな系統もある。最寄 高升橋駅価格 1串1〜3元・30〜50元 / 1人 5小吃傷心涼粉(錦里)×傷心涼粉えんどう豆や米で作った半透明の涼粉(冷たいところてん状の麺)に、辣油・花椒・香醋・にんにくのたれをかける。「傷心」の名は、辣くて涙が出るからとも、客家の郷愁からともいう。つるりと喉ごしがよく、辣さと酸味と痺れが同時に来る。夏でも食べやすい冷菜。最寄 高升橋駅価格 12〜18元 / 1碗 6甘味錦里紅糖冰粉×冰粉(紅糖)植物の種から作る、ぷるんと透き通ったゼリーに、紅糖の蜜をかけ、砕きピーナッツ・白玉・レーズン・山査子などをのせる。冷たくてほとんど甘いだけの一碗が、辣さで火照った口をすっと鎮める。噛まずに啜れるほど柔らかく、成都の夏に欠かせない冷たい甘味。最寄 高升橋駅価格 8〜14元 / 1碗
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