川越 菓子屋横丁ルート

埼玉 · 川越 菓子屋横丁ルート

川越 菓子屋横丁ルート

「小江戸」川越の蔵造りの町並みを、時の鐘から菓子屋横丁へ。いも恋や芋けんぴ、芋アイスの芋菓子から、締めは太麺焼きそば・いちのやのうな重まで。さつまいもの街の一皿を店ごとに辿る。

🚉 西武新宿線 本川越駅/東武 川越駅🚶 徒歩 約130分🍽 一皿 7

川越とはどんな場所か

川越は、埼玉県のほぼ中央にある、「小江戸(こえど)」と呼ばれる城下町です。江戸との舟運で栄えた歴史があり、今も一番街には黒い漆喰の「蔵造り」の商家が連なり、その中ほどに、江戸時代から時を告げてきた鐘楼「時の鐘」がそびえています。そこから一本入った路地が「菓子屋横丁」——昔ながらの駄菓子屋と芋菓子の店が並ぶ、川越の食べ歩きの中心です。都心から電車で1時間ほど。江戸の面影の残る町並みを歩きながら、甘いものを少しずつつまむのが、この街の楽しみ方です。

さつまいもの街

川越を語るうえで欠かせないのが、さつまいもです。江戸の頃、「川越いも」はブランド芋として江戸で人気を集め、その伝統が今も芋菓子の文化として残っています。さつまいもと粒あんをもちもちの生地で包んだ「いも恋」、細く切って揚げた芋けんぴ、紫芋の芋アイス、なめらかな芋プリン——街のあちこちで、芋の甘い匂いが漂います。菓子屋横丁には、炭火の焼きだんごや、日本一長いと謳うふ菓子といった、素朴で安い駄菓子も。甘いものだけで、いくつもの店を渡り歩けます。

このルートの歩き方

起点は本川越駅。蔵造りの町並みを北へ歩き、時の鐘を目印に菓子屋横丁へ向かいます。まずは時の鐘そばの菓匠右門で「いも恋」を一つ。菓子屋横丁に入ったら、都屋の焼きだんご、松陸製菓のふ菓子、芋けんぴや芋アイスを、少しずつ。蔵造りの通りで芋プリンを挟んだら、締めは市街の食事処へ。うどんのように太い川越名物の太麺焼きそばか、海のない武蔵野で育った川鰻の老舗・いちのやのうな重で、甘いもの続きの口を落ち着かせます。全体で2時間ほどの、甘さ多めのルートです。

食べ歩きの見どころ

甘味の看板は、菓匠右門の「いも恋」。さつまいもの輪切りと粒あんを、山芋入りのもちもち生地で包んで蒸した、温かい一品です。菓子屋横丁では、都屋の焼きだんご——炭火で焼いた醤油だけの団子が今も1本50円ほどと、値段ごと昔のまま。松陸製菓の「日本一長いふ菓子」や、芋けんぴ・芋アイスも横丁ならでは。食事系では、まことやの太麺焼きそば——うどんほど太い麺がもちもちで、甘い菓子の合間の塩気にちょうどいい。そして締めは、いちのやのうな重。川越がさつまいもと並んで「鰻の街」でもあることを教えてくれる一皿です。

訪れる前に

川越の蔵造りの町並みと菓子屋横丁は、休日や連休は非常に混み合います。ゆっくり歩きたいなら平日か、朝の早い時間がおすすめ。菓子屋横丁の駄菓子屋は、現金のみの店も残っているので、小銭を用意しておくと安心です。蔵造りの一番街は車の通りもあるので、道の端で立ち止まって食べるように。時の鐘は今も一日数回、時を告げて鳴ります。老舗のうなぎ屋は昼に混むので、時間をずらすか予約が無難。各店の営業時間や定休日は変わることがあるので、行く前に確認してください。

ルートマップ

本川越駅 → 蔵造りの町並み → 時の鐘 → 菓子屋横丁 · 番号は下の一皿と対応

一番街(蔵造り)大正浪漫夢通り中央通り🔔時の鐘🍬菓子屋横丁🚉本川越駅1いも恋2焼きだんご3日本一長いふ菓子4芋けんぴ・芋アイス5芋プリン6太麺焼きそば7うな重

このルートの一皿(7)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

菓匠右門 時の鐘店 いも恋1甘味菓匠右門 時の鐘店×いも恋さつまいもの輪切りと粒あんを、山芋入りのもちもちの生地で包んで蒸した温かい菓子。川越はさつまいもの街で、これがその代名詞。ほくほくの芋と餡の甘さが、蒸したてで一体になる。時の鐘の下で、湯気の立つのを一つ。恋ソフトもこの店だけ。最寄 川越市幸町15-13(時の鐘そば)価格 1個 200円前後 都屋 焼きだんご2甘味都屋×焼きだんご菓子屋横丁の炭火で焼く、醤油だけの焼きだんご。1本50円という値段のまま、何十年も焼き続けている。表面を香ばしく焦がして、たれは甘くなく塩気の醤油。素朴の極みで、駄菓子横丁の空気ごと食べる一本。安いので何本でもいける。最寄 川越市元町2-3-16(菓子屋横丁)価格 1本 50〜80円 松陸製菓 日本一長いふ菓子3甘味松陸製菓×日本一長いふ菓子小麦のグルテンを焼いて膨らませた「麩菓子」に、沖縄黒糖をまぶした棒状の駄菓子。日本一長いと謳う一本は、顔よりずっと長い。軽くてサクサク、噛むと黒糖の素朴な甘さ。菓子屋横丁らしい遊び心の一本で、写真を撮って半分こする人も多い。最寄 川越市元町(菓子屋横丁)価格 ¥ JPY 菓子屋横丁の芋菓子店 芋けんぴ・芋アイス4甘味菓子屋横丁の芋菓子店×芋けんぴ・芋アイスさつまいもを細く切って揚げ、蜜をからめた芋けんぴと、紫芋の芋アイス。川越の芋菓子はここに集まる。けんぴはカリッと甘く、歩きながらつまめる。芋アイスは紫の色が濃く、芋の風味がそのまま。甘い横丁のなかでも、川越らしさが一番出る一皿。最寄 川越市元町(菓子屋横丁)価格 ¥ JPY 川越プリン 芋プリン5甘味川越プリン×芋プリン川越のさつまいもを使った、なめらかな芋プリン。昔ながらの固いプリンから、とろりと濃厚な芋のものまで種類がある。瓶入りで持ちやすく、蔵造りの街並みを背景に写真を撮って、店先で食べる。古い菓子と新しいスイーツが同居するのが今の川越らしい。最寄 川越市(蔵造りの町並み)価格 1個 400円前後 まことや 太麺焼きそば6まことや×太麺焼きそば川越のご当地焼きそばは、うどんのように太い麺が特徴。もちもちで食べ応えがあり、濃いソースがよく絡む。甘い菓子を巡ったあと、塩気とソースで口を変える一皿。昔ながらの店で、キャベツと豚と紅生姜だけの潔い焼きそば。座って食べる。最寄 川越市(市街)価格 600円前後 いちのや うな重7いちのや×うな重川越はさつまいもと並んで、実は鰻の街。海のない武蔵野では川の鰻を食べる文化があり、老舗が今も残る。備長炭で焼いた鰻は皮が香ばしく、身はふっくら。甘い横丁を巡ったあと、座敷でうな重を食べて締めるのが、川越のもう一つの正しい過ごし方。最寄 川越市(市街の老舗)価格 うな重 3,000円台〜
この街のエリアトップへ →
言語:日本語中文EN