埼玉 · 川越 菓子屋横丁ルート
川越 菓子屋横丁ルート
「小江戸」川越の蔵造りの町並みを、時の鐘から菓子屋横丁へ。いも恋や芋けんぴ、芋アイスの芋菓子から、締めは太麺焼きそば・いちのやのうな重まで。さつまいもの街の一皿を店ごとに辿る。
川越とはどんな場所か
川越は、埼玉県のほぼ中央にある、「小江戸(こえど)」と呼ばれる城下町です。江戸との舟運で栄えた歴史があり、今も一番街には黒い漆喰の「蔵造り」の商家が連なり、その中ほどに、江戸時代から時を告げてきた鐘楼「時の鐘」がそびえています。そこから一本入った路地が「菓子屋横丁」——昔ながらの駄菓子屋と芋菓子の店が並ぶ、川越の食べ歩きの中心です。都心から電車で1時間ほど。江戸の面影の残る町並みを歩きながら、甘いものを少しずつつまむのが、この街の楽しみ方です。
さつまいもの街
川越を語るうえで欠かせないのが、さつまいもです。江戸の頃、「川越いも」はブランド芋として江戸で人気を集め、その伝統が今も芋菓子の文化として残っています。さつまいもと粒あんをもちもちの生地で包んだ「いも恋」、細く切って揚げた芋けんぴ、紫芋の芋アイス、なめらかな芋プリン——街のあちこちで、芋の甘い匂いが漂います。菓子屋横丁には、炭火の焼きだんごや、日本一長いと謳うふ菓子といった、素朴で安い駄菓子も。甘いものだけで、いくつもの店を渡り歩けます。
このルートの歩き方
起点は本川越駅。蔵造りの町並みを北へ歩き、時の鐘を目印に菓子屋横丁へ向かいます。まずは時の鐘そばの菓匠右門で「いも恋」を一つ。菓子屋横丁に入ったら、都屋の焼きだんご、松陸製菓のふ菓子、芋けんぴや芋アイスを、少しずつ。蔵造りの通りで芋プリンを挟んだら、締めは市街の食事処へ。うどんのように太い川越名物の太麺焼きそばか、海のない武蔵野で育った川鰻の老舗・いちのやのうな重で、甘いもの続きの口を落ち着かせます。全体で2時間ほどの、甘さ多めのルートです。
食べ歩きの見どころ
甘味の看板は、菓匠右門の「いも恋」。さつまいもの輪切りと粒あんを、山芋入りのもちもち生地で包んで蒸した、温かい一品です。菓子屋横丁では、都屋の焼きだんご——炭火で焼いた醤油だけの団子が今も1本50円ほどと、値段ごと昔のまま。松陸製菓の「日本一長いふ菓子」や、芋けんぴ・芋アイスも横丁ならでは。食事系では、まことやの太麺焼きそば——うどんほど太い麺がもちもちで、甘い菓子の合間の塩気にちょうどいい。そして締めは、いちのやのうな重。川越がさつまいもと並んで「鰻の街」でもあることを教えてくれる一皿です。
訪れる前に
川越の蔵造りの町並みと菓子屋横丁は、休日や連休は非常に混み合います。ゆっくり歩きたいなら平日か、朝の早い時間がおすすめ。菓子屋横丁の駄菓子屋は、現金のみの店も残っているので、小銭を用意しておくと安心です。蔵造りの一番街は車の通りもあるので、道の端で立ち止まって食べるように。時の鐘は今も一日数回、時を告げて鳴ります。老舗のうなぎ屋は昼に混むので、時間をずらすか予約が無難。各店の営業時間や定休日は変わることがあるので、行く前に確認してください。
ルートマップ
本川越駅 → 蔵造りの町並み → 時の鐘 → 菓子屋横丁 · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(7)
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