解放碑ルート

重慶 · 解放碑ルート

解放碑ルート

较场口から解放碑まで、火鍋と小面の中心街を歩く。牛脂の赤い鍋に始まり、八一好吃街で酸辣粉・抄手・小湯圓と小吃を渡り歩き、豌雑麺と江湖菜まで——重慶の辣と痺れを、店名とセットで一皿ずつ。

🚇 軌道交通1・2号線 较场口駅🚶 徒歩 約150分🍽 一皿 6

解放碑とはどんな場所か

解放碑は、重慶の旧市街(渝中半島)の中心に立つ記念碑で、正式には「人民解放記念碑」といいます。もとは抗戦の時期に建てられた塔で、いまはその周りに百貨店や商業ビルが林立する、重慶いちばんの繁華街の代名詞になっています。碑を中心に歩行者天国が広がり、その一角に八一路好吃街——百メートルほどの通りに小吃が密集する食べ歩きの中心地——があります。重慶は「山城」と呼ばれるとおり坂と階段の街で、解放碑周辺も平らに見えて、一本裏に入ると急な坂や高低差が現れます。地図上の距離は短くても、上り下りで思ったより歩くので、歩きやすい靴が要ります。このルートは、地下鉄の集まる较场口を起点に、好吃街を抜けて解放碑へ上がる組み方です。

重慶の辣と痺れ——火鍋と小面

重慶の食を貫くのは、唐辛子の「辣(ラー=辛さ)」と花椒の「麻(マー=痺れ)」です。二つが合わさった「麻辣」が、この街の味の芯にあります。その頂点が重慶火鍋——牛脂(牛油)をたっぷり使った真っ赤なスープで、成都の火鍋よりこってりと重く、辣さも強いのが特徴。毛肚(センマイ)や鴨腸を数秒だけくぐらせ、油碟(ごま油だれ)で辣さを和らげて食べます。もう一つの主役が「小面(シャオミエン)」。鹹水を使ったコシのある麺に辣油と花椒をきかせた、重慶の朝食を代表する一杯で、豌豆と雑醤をのせた豌雑麺がその定番です。火鍋は座って囲む「非日常」、小面は立ち食いの「日常」。この二つを知れば、解放碑の食が見えてきます。

このルートの歩き方

起点は軌道交通1・2号線の较场口。まずは近くの珮姐老火鍋で、重慶火鍋の赤い鍋を体験します。人気店で待つことが多いので、開店直後か、時間をずらすのが賢いやり方。鍋のあとは八一路好吃街へ入り、好又来酸辣粉・老麻抄手・山城小湯圓と小吃を少しずつ。豌雑麺で腹を落ち着けたいなら、青年路の花市豌雑麺に寄ります。辣が続いたら涼蝦や小湯圓で口を冷まし、江湖菜の辣子鶏を数人で囲むのもいい。最後は解放碑まで上がって、繁華街の景色で締め。火鍋と江湖菜は座って、小面と酸辣粉と甘味は歩きながら、と切り替えるのがコツです。全体で徒歩二〜三時間、辣さは各店で調整できるので、無理せず頼んでください。

ルートマップ

较场口 → 八一好吃街 → 解放碑(火鍋と小面の中心街) · 番号は下の一皿と対応

民族路民権路八一路(好吃街)鄒容路民生路青年路中興路🗿解放碑🚇较场口駅🍢八一好吃街1重慶老火鍋(毛肚)2辣子鶏3豌雑麺4酸辣粉5老麻抄手6小湯圓(黒胡麻)

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1珮姐老火鍋×重慶老火鍋(毛肚)牛脂と唐辛子・花椒を煮溶かした真っ赤な鍋が、着席と同時に運ばれてくる。九宮格(九つ仕切り)の中央は火力が強く、毛肚(センマイ)は箸でつまんで七秒ほどくぐらせ、縮んだところで引き上げるのが作法。油碟(ごま油とにんにくのたれ)に落とすと辣さが少しやわらぐ。汗をかきながら食べる前提の一鍋で、辛さは注文時に調整できる。最寄 较场口駅価格 100〜150元 / 1人 2重慶江湖菜(辣子鶏)×辣子鶏骨付きの鶏を小さく切って揚げ、乾いた唐辛子と花椒を山のように加えて炒め合わせる。皿の見た目はほとんど唐辛子で、その中から小さな鶏の塊を箸で探し出して食べる、宝探しのような一皿。鶏は外が香ばしく中はしっとり。唐辛子は主に香りづけで、そのまま噛まなくてよい。ビールが進む、数人で囲みたい重慶の「江湖菜」。最寄 解放碑駅価格 58〜78元 / 1皿 3花市豌雑麺×豌雑麺重慶小面の一種で、鹹水を使ったコシのある麺に、煮崩れた豌豆(えんどう豆)と炒めた雑醤(そぼろ肉味噌)をのせる。卓上で全体をよく混ぜてから食べる。汁あり(湯麺)と汁なし(乾溜)が選べ、汁なしは辣油と花椒がダイレクトに効く。辣さは「微辣・中辣・重辣」で頼め、青菜を加えることもできる。朝食に食べる人が多い。最寄 较场口駅価格 12〜18元 / 1杯 4好又来酸辣粉×酸辣粉さつまいものデンプンで作った半透明の太麺を、酢と辣油のきいた赤いスープで食べる。麺はつるりとして歯切れがよく、上に砕いた揚げピーナッツと大豆、香菜がのる。名前どおり酸っぱさと辣さが同時に立ち、最後に酢を足して啜るのが好き好き。八一好吃街に何軒か店を出しており、どこも行列ができる。歩き食いにも向く紙碗入り。最寄 较场口駅価格 10〜15元 / 1杯 5粉もの老麻抄手×老麻抄手抄手は四川・重慶のワンタンで、薄い皮に豚のあんを包み、花椒をたっぷり効かせた「老麻」のスープで供される。ひと口すするとまず舌が痺れ、少し遅れて辣さが追いかけてくる。痺れの強さは花椒の量で「微麻・中麻・重麻」と選べる。皮はつるりと薄く、餡は小ぶり。麺と違って腹に軽く、火鍋の前後にちょうどいい一杯。最寄 较场口駅価格 15〜22元 / 1碗 6甘味山城小湯圓×小湯圓(黒胡麻)もち米で作った親指の先ほどの小さな団子を、甘い湯に浮かべて出す。中には黒胡麻あんが入り、噛むととろりと溶け出す。ふつうの湯圓より一回り小さく、つるつると何個でも入る。辣いものを食べ続けたあとの口直しにちょうどよく、八一好吃街では酸辣粉や抄手の締めに一碗頼む人が多い。温かいまま、蓮華ですくって食べる。最寄 较场口駅価格 8〜12元 / 1碗
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