洪崖洞ルート

重慶 · 洪崖洞ルート

洪崖洞ルート

嘉陵江の崖にへばりつく吊脚楼の夜景を横目に、串串と小吃の夜市を歩く。串串香に始まり、麻辣烤魚・鶏公煲と川辺の一鍋を囲み、涼蝦や糍粑で口を冷ます——夜の重慶を、店名とセットで一皿ずつ。

🚇 軌道交通1・2号線 临江門駅🚶 徒歩 約120分🍽 一皿 6

洪崖洞とはどんな場所か

洪崖洞は、嘉陵江が長江に注ぐ手前の崖に建つ、吊脚楼(ちょうきゃくろう)様式の巨大な建物群です。吊脚楼とは、斜面や水辺に柱を立てて床を張り出させる、山地・水辺の伝統的な建て方。洪崖洞はその様式を現代に再現した商業施設で、崖に沿って十一層が積み重なり、上の階が街の通りに、下の階が川辺につながっています。夜になると建物全体が黄金色に照らされ、川面に映る姿を目当てに人が集まる、重慶を代表する夜景スポットです。中は土産物店や食堂が層ごとに入り、串串や小吃を食べながら夜景を眺められます。重慶の「立体都市」ぶりがいちばん分かりやすく現れる場所で、エレベーターで上り下りしながら食べ歩くことになります。

夜の重慶——串串と江湖の鍋

重慶の食は、夜になると本領を発揮します。日中の暑さがやわらぐ夕方から、串串香・烤魚・鶏公煲・江湖菜といった、卓上のコンロを囲む「鍋もの」が街に灯を入れる。串串香は火鍋の具を一本ずつ串に刺したもので、自分で串を選び、赤い鍋で茹でて、食べた本数で会計する気軽さが身上。一人でも、大人数でも成り立ちます。麻辣烤魚は、川魚を焼いてから辣いスープで煮込む、川辺の街ならではの一皿。どれも「取り分けて、煮足して、長く座る」のが重慶流で、辣と痺れで汗をかきながら、ビールや涼蝦で口を冷ます——その反復が夜の食事です。甘い糍粑や涼麺は、その合間に挟む小さな休符のようなもの。

このルートの歩き方

起点は軌道交通1・2号線の临江門。夕方に着いて、まだ明るいうちに洪崖洞の外観と川沿いを見ておき、暗くなってからの夜景に備えます。食事は日が落ちてからが本番。串串香で軽く始め、麻辣烤魚や鶏公煲は焼き・煮込みに時間がかかるので、着席したら早めに頼むのがコツです。辣が続いたら涼蝦や紅糖糍粑で口を冷まし、締めに重慶涼麺をさっぱりと。洪崖洞の建物内でも食べられますが、周辺の路地に地元向けの店が多く、そちらのほうが落ち着いて座れます。夜景の見ごろは日没後一時間ほど。千厮門大橋の上や対岸からも撮れるので、食事と景色の時間を分けて組むと無理がありません。人が多いので、貴重品には気をつけて。

ルートマップ

临江門 → 洪崖洞 → 千厮門大橋(吊脚楼の夜景と串串・小吃の夜市) · 番号は下の一皿と対応

沧白路嘉浜路嘉陵江临江路五一路千厮門大橋🏮洪崖洞🌉千厮門大橋🚇临江門駅1涼蝦(紅糖)2串串香3鶏公煲4麻辣烤魚5紅糖糍粑6重慶涼麺

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1重慶涼蝦・氷粉×涼蝦(紅糖)米の粉で作った小さなゼリー状の粒を、紅糖(黒糖)の甘い水に浮かべた冷たい飲み物。粒の片方が細く尖っていて、その形が小さな海老(蝦)に似ているので涼蝦と呼ばれるが、海老は入っていない。つるりとした喉ごしで、蓮華ですくうか、そのまま飲む。辣いものが続いたあとに一杯飲むと、口の中の熱がすっと引く。夏の定番。最寄 临江門駅価格 8〜12元 / 1杯 2小吃重慶串串香×串串香火鍋の具を一本ずつ竹串に刺したもので、冷蔵ケースから好きな串を自分で取り、赤い鍋に入れて茹でる。牛肉・鴨腸・レンコン・湯葉・きのこなど種類が多く、会計は食べ終えた串の本数で決まる。火鍋より気軽で一人でも入りやすく、辣さと痺れは同じ。串を油碟にくぐらせて食べる。夜遅くまで開く店が多く、夜市の主役。最寄 临江門駅価格 40〜70元 / 1人 3重慶鶏公煲×鶏公煲骨付きの鶏を、唐辛子・花椒・香辛料と一緒に鉄鍋で炒め煮にした一皿。卓上のコンロにのせたまま、煮詰まるほど味が濃くなる。まず鶏を食べ、身が減ってきたら野菜や湯葉、麺を鍋に足して、残ったたれで煮る——火鍋と炒め物の中間のような食べ方。汁は少なめでとろみがあり、白飯によく合う。辣さは店で調整でき、数人で囲む一鍋。最寄 临江門駅価格 68〜98元 / 1鍋 4重慶万州烤魚×麻辣烤魚川魚を開いてまず炭火で焼き、そのあと唐辛子・花椒・野菜を敷いた浅い鉄鍋に移して、卓上のコンロで煮込みながら食べる。焼きと煮込みの二段構えで、身は香ばしく、後半は辣いスープを吸ってしっとりする。魚を食べ終えたら、豆腐やレンコン、湯葉を鍋に足して煮る。一尾を数人で囲む、川辺の街らしい一皿。辣さは調整できる。最寄 临江門駅価格 80〜120元 / 1尾 5甘味紅糖糍粑×紅糖糍粑もち米を蒸してついた餅を四角く切り、油で外を軽く揚げて、紅糖(黒糖)のシロップと炒った大豆きな粉をかける。外は香ばしく、中はよく伸びてやわらかい。熱いうちに食べると糖が糸を引き、きな粉が香ばしさを足す。串串や火鍋で辣が続いたあとの甘い締めにちょうどよく、洪崖洞の夜市でも売られる。数個で一皿、分けて食べる。最寄 临江門駅価格 12〜18元 / 1皿 6重慶涼麺×重慶涼麺茹でて油をまぶし、扇いで冷ました黄色い麺に、辣油・醤油・酢・にんにく水・花椒をかけて和える汁なしの麺。よく混ぜてから食べると、冷たい麺に辣と酸と甘が一度に絡む。もやしやきゅうりの千切りを加えることが多い。冷たいので夏に好まれ、火鍋の重さのあとにさっぱり食べられる。屋台では紙碗に入れて渡され、歩きながらでも食べられる。最寄 临江門駅価格 10〜15元 / 1碗
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