鴨川 おらが丼と地魚ルート

千葉 · 鴨川 地魚ルート

鴨川 おらが丼と地魚ルート

外房の海の街・鴨川で、房総の地魚を巡る。店ごとに違う「おらが丼」から、金目鯛の煮付け、なめろう・さんが焼き、伊勢海老の味噌汁まで。海を眺めながら地魚を味わうルート。

🚉 JR外房線 安房鴨川駅🚶 徒歩 約150分🍽 一皿 6

鴨川とはどんな場所か

鴨川は、房総半島の南東、太平洋(外房)に面した海の街です。鴨川シーワールドや、前原海岸のなだらかな砂浜で知られる観光地ですが、その足元には、外房の豊かな漁場に支えられた地魚の食文化があります。黒潮の流れる沖では、金目鯛や伊勢海老、鰺や鰯といった魚がよく獲れ、それらを地元の店が、丼に、煮付けに、なめろうにして出しています。温暖な気候で冬でも過ごしやすく、海を眺めながら地魚を食べる——それが鴨川の一日の楽しみ方です。

「おらが丼」と房総の地魚

鴨川を代表するのが「おらが丼」。「おらが」は房総の方言で「我が家」を意味し、地元の食材を各店がそれぞれ工夫して盛りつける、ご当地丼の総称です。だから店ごとに中身が違い、同じ「おらが丼」でも一軒一軒に個性があります。そのほか、外房つりきんめ鯛を甘辛い醤油でふっくら炊いた金目鯛の煮付け、地魚を包丁で叩いたなめろうと、それを大葉で包んで焼くさんが焼き、そして殻から濃い出汁が出る伊勢海老の味噌汁。魚を、生で、煮て、叩いて、焼いて——房総の海のいろいろな食べ方が、この街に集まっています。

このルートの歩き方

起点は安房鴨川駅。このルートは、横渚から天津にかけての海沿いに、地魚の店が点在しています。他のルートより店の間隔が広く、車があるとぐっと回りやすくなりますが、駅前や海沿いだけでも十分楽しめます。まずは、その店自慢のおらが丼か、素直に地魚をのせた海鮮丼で腹を作り、金目鯛の煮付けやなめろう、さんが焼きを一品ずつ。秋から冬なら、伊勢海老の味噌汁も外せません。海を眺めながら、ゆっくり地魚を味わうのがこのルートの過ごし方です。

食べ歩きの見どころ

軸になるのは、おらが丼と金目鯛です。おらが丼は店ごとに構成が違うので、うおまさのように魚をたっぷり盛る店を選ぶ楽しみがあります。金目鯛の煮付けは、皮は照り、身は箸で崩れるほどふっくら。目玉のまわりのゼラチン質までしゃぶりたくなる一皿です。なめろうとさんが焼きは、房総の郷土料理。生が苦手でも、大葉で包んで焼いたさんが焼きなら香ばしく食べられます。そして外房の名産・伊勢海老は、身はもちろん、頭や殻を割った味噌汁にすると、汁がびっくりするほど濃くなります。

訪れる前に

鴨川の地魚は、横渚・天津・海沿いと、店が広い範囲に散らばっています。効率よく回るなら車が便利ですが、駅前や海沿いに絞れば徒歩でも楽しめます。金目鯛や伊勢海老は、秋から冬にかけてが旬で、時期によっては価格も味も大きく変わります。人気の魚料理店や、金目・伊勢海老を狙う場合は、予約をしておくと確実です。各店の営業時間や定休日、旬の入荷は変わることがあるので、事前に確認してから向かってください。

ルートマップ

安房鴨川駅 → 横渚 → 天津(郷土の丼と魚を巡る) · 番号は下の一皿と対応

国道128号前原海岸通り駅前通り加茂川🚉安房鴨川駅🌊前原海岸🐋シーワールド1おらが丼2金目鯛の煮付け3なめろう4さんが焼き5海鮮丼6伊勢海老の味噌汁

このルートの一皿(6)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

地魚磯料理 うおまさ おらが丼1地魚磯料理 うおまさ×おらが丼「おらが」は鴨川の方言で「我が家」。店ごとに中身の違う自慢の丼で、うおまさのは魚の竜田揚げ・炙り金目・平目・玉子焼き・蛸・みる貝など11種がのる。具はその日の旬で変わる。一杯で鴨川の海が全部わかる。最寄 鴨川市天津3280-5価格 2,000円台 房総美味いもの屋 藤よし 金目鯛の煮付け2房総美味いもの屋 藤よし×金目鯛の煮付け外房つりきんめ鯛を、甘辛い醤油でふっくら炊いた一皿。皮は照り、身は箸で崩れる。目が金色に光るからこの名前で、房総の外房は日本有数の金目の産地。煮汁を白飯にかけて食べると止まらない。鴨川で魚を食うならまずこれ。最寄 鴨川市横渚1222-1価格 ¥¥¥ JPY 鴨川の地魚料理店 なめろう3鴨川の地魚料理店×なめろう鰺や鰯などの地魚を、味噌・生姜・葱と一緒に包丁で叩いたもの。名の由来は「皿までなめたくなる」旨さ。漁師が船の上で、揺れて器が使えないから叩いて作ったのが始まりとされる。飯にのせても、酒に合わせても。房総の海の生の味。最寄 鴨川市(横渚・天津ほか)価格 ¥ JPY 鴨川の地魚料理店 さんが焼き4鴨川の地魚料理店×さんが焼きなめろうを大葉で包んで焼いた房総の郷土料理。生のなめろうが苦手でも、焼けば香ばしく食べやすい。味噌と魚と葱が一体になって、白飯にも酒にも合う。もとは漁師が余ったなめろうを保存のために焼いたのが始まり。歩きながら一切れ。最寄 鴨川市(横渚・天津ほか)価格 ¥ JPY 鴨川の食堂 海鮮丼5鴨川の食堂×海鮮丼おらが丼が「店の工夫を盛った丼」なら、こちらは素直に地魚の刺身を飯にのせた王道。鰹、金目、平目、蛸、鰤——外房の海のその日の顔がそのまま丼になる。港が近いぶんネタが新しく、醤油をひと回しで十分。座って一杯。最寄 鴨川市(駅前・海沿い)価格 1,500円前後〜 鴨川の魚料理店 伊勢海老の味噌汁6鴨川の魚料理店×伊勢海老の味噌汁外房は伊勢海老の名産地。頭や殻を割って味噌汁にすると、身より濃い出汁が出て、汁が甘い。丼や刺身で満ちた腹に、最後の一杯として効く。半身がごろりと入った椀を両手で持って、殻の内側までしゃぶるのが房総の作法。最寄 鴨川市(外房・秋〜冬が旬)価格 ¥¥ JPY
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