カトンのニョニャ菓子店
×ニョニャ・クエ(プラナカン菓子)
Nyonya Kueh / 娘惹糕
必食ポイントもち米や米粉、タピオカ、ココナッツミルクを使った、色とりどりの蒸し菓子。青い花(蝶豆)で染めた層、パンダンの緑、椰子糖の茶色が、透明なショーケースに並ぶ。九層に重ねて蒸した「クエ・ラピス」は、一層ずつ手で剥がして食べる楽しみがある。ココナッツを詰めた「オンデオンデ」は、噛むと中から溶けた椰子糖の蜜がとろりと出る。総じて甘さは上品で、もっちりとした食感とココナッツの香りが身上だ。一つずつ選んで箱に詰めてもらい、歩きながら、あるいは茶と一緒につまむ。プラナカンの家庭の味を伝える、小さな彩りの菓子。
ニョニャ・クエは、中国系とマレー系が交わって生まれたプラナカン文化の菓子で、カトンはその本場のひとつ。色や形、味に決まりごとがあり、祝い事や祭りに欠かせない。もとは家庭で手作りされたもので、いまも昔ながらの製法を守る店がこの界隈に残る。ココナッツを多く使うため日持ちがせず、その日のうちに食べきるのが基本。着色は蝶豆やパンダンなど植物由来のものが多い。ここは特定の名店ではなく、界隈の一皿を代表しての紹介。時間や休みは現地で確認を。
- 最寄
- イースト・コースト通り沿い
- 営業
- 09:00-19:00 頃
- 価格
- 1個0.8〜1.5Sドル / S$0.8〜1.5