イースト・コーストのシーフード店
×チリクラブ
Chili Crab / 辣椒螃蟹
必食ポイント生きた泥蟹(マッドクラブ)を殻ごとぶつ切りにし、トマトと唐辛子、溶き卵を加えた甘辛くとろみのある赤いソースで炒め煮にする。ソースは甘く、辛く、蟹のうまみを吸ってこっくりと濃い。殻を手で割り、身をほじり、指を汚しながら食べる豪快な料理だ。最後に残るのは、蟹のだしが溶けた大量のソース。これを揚げパンや蒸しパン(マントウ)に浸してぬぐって食べるのが、この料理いちばんの楽しみとも言われる。数人で一杯を囲んで分け、手を真っ赤にして食べる。イースト・コーストの海辺のシーフード店で、夜に卓を囲みたい、シンガポールを象徴する一皿。
チリクラブは1950年代のシンガポールで生まれたとされる比較的新しい料理で、いまでは国を代表する一皿として知られる。専門のシーフードレストランで供され、イースト・コースト一帯には海を望む大型店が並ぶ。蟹は時価で、注文時に重さで値が決まるため、あらかじめ予算を確認しておくと安心。取り分けや殻割りの道具は店が用意してくれる。似た料理に、胡椒を効かせた「ペッパークラブ」もある。屋台料理ではなく着席の店で食べる一皿で、予約が無難なことも。時間や休みは現地で確認を。
- 最寄
- イースト・コースト通り/海沿い
- 営業
- 17:00-23:00 頃
- 価格
- 時価・1杯40〜70Sドル前後 / S$40〜70