道頓堀ルート

大阪 · 道頓堀ルート

道頓堀ルート

大阪ミナミの中心・道頓堀を、なんばから戎橋・グリコ看板へと歩く。わなかのたこ焼き、美津のの山芋焼き、551蓬莱の豚まんまで、「食い倒れ」を象徴する粉もんと湯気を店ごとに辿る。

🚇 御堂筋線・千日前線 なんば駅/地下鉄 日本橋駅🚶 徒歩 約120分🍽 一皿 3

道頓堀とはどんな場所か

道頓堀は、大阪ミナミの中心を東西に流れる道頓堀川と、その南岸にのびる繁華街の名前です。江戸時代の初めに開かれた運河沿いに芝居小屋が集まり、やがて食い物屋と遊び場の密集する盛り場になりました。川に架かる戎橋のたもとには、両手を挙げて走る「グリコ看板」が立ち、動くカニや巨大なふぐの提灯といった派手な看板が軒を連ねます。昼も夜も人が絶えず、大阪でいちばん賑やかな一角。ここは腰を据えて食べるより、通りを歩きながら次々につまむための街です。

「食い倒れ」と粉もん

大阪には「食い倒れ」という言葉があります。着るものより食べるものに金を惜しまず、旨いもののために身代を潰す——その気風を表す言葉で、道頓堀はまさにその舞台です。看板になるのは「粉もん」。小麦粉の生地を鉄板で焼く、たこ焼きとお好み焼きのことです。たこ焼きはタコを芯に丸く焼き、お好み焼きはキャベツや豚を生地に混ぜて平たく焼く。どちらも安くて熱くて、ソースの匂いで人を呼びます。そこに、蒸したての豚まんや串もの、甘味が加わる。高級な料理ではなく、庶民が毎日食べてきた一皿こそが、この街の主役です。

このルートの歩き方

起点はなんば駅。地上に出て道頓堀通りへ向かい、まずはわなかのたこ焼きを一舟。出汁の効いた生地を、火傷しないよう冷ましながら歩きます。川べりへ出たら戎橋で足を止め、グリコ看板を眺めて一息。ここから先はお好み焼きの美津の——粉を使わない山芋焼きは、席についてじっくり味わう一皿です。締めは551蓬莱の豚まん。蒸したてを紙ごと持って、熱いうちにかじります。全体は徒歩2時間ほど。歩き食いと着席、たこ焼きと豚まんを交互に挟むのがコツです。

ルートマップ

なんば → 戎橋・グリコ看板 → 道頓堀(粉もんと豚まん) · 番号は下の一皿と対応

道頓堀通り道頓堀川戎橋筋御堂筋千日前通り堺筋🏃グリコ看板🌉戎橋🚇なんば駅1たこ焼き2豚玉お好み焼き3豚まん

このルートの一皿(3)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1小吃たこ焼道楽 わなか×たこ焼きソースの前に、まず出汁だけで一個。表面はカリッと、中はとろりと崩れて、噛むと熱いタコに当たる。わなかは千日前に本店を構える老舗で、鰹の削り粉を練り込んだ生地が香ばしい。行列は回転が速く、焼き手が鉄板をひっきりなしに返している。舟皿を手に、火傷しないよう息で冷ましながら歩く。最寄 なんば駅価格 500円〜 / 8個 2お好み焼 美津の×豚玉お好み焼きここは粉を使わず、すりおろした山芋でつなぐ山芋焼きが名物。ふわりと軽く、こてを入れると湯気が立つ。豚玉は、生地に豚バラをのせて鉄板でじっくり焼き、ソースと青のりで仕上げる。焼くのは店の人なので、切り分けられるのを待つ。行列は長いが、席についてゆっくり食べる一皿だ。最寄 なんば駅価格 1,200円 3粉もの551蓬莱×豚まん蒸したての豚まんは、皮が指に吸いつくほどやわらかい。割ると、粗みじんの豚と玉ねぎの餡から湯気と肉汁があふれる。551蓬莱は店頭で一つずつ包んで蒸す実演が名物で、白い蒸籠から立ちのぼる湯気が目印。持ち帰りの箱には辛子が付く。熱いので、紙に包んだまま少し冷ましてかじる。最寄 なんば駅価格 210円 / 1個
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