大阪 · 道頓堀ルート
道頓堀ルート
大阪ミナミの中心・道頓堀を、なんばから戎橋・グリコ看板へと歩く。わなかのたこ焼き、美津のの山芋焼き、551蓬莱の豚まんまで、「食い倒れ」を象徴する粉もんと湯気を店ごとに辿る。
道頓堀とはどんな場所か
道頓堀は、大阪ミナミの中心を東西に流れる道頓堀川と、その南岸にのびる繁華街の名前です。江戸時代の初めに開かれた運河沿いに芝居小屋が集まり、やがて食い物屋と遊び場の密集する盛り場になりました。川に架かる戎橋のたもとには、両手を挙げて走る「グリコ看板」が立ち、動くカニや巨大なふぐの提灯といった派手な看板が軒を連ねます。昼も夜も人が絶えず、大阪でいちばん賑やかな一角。ここは腰を据えて食べるより、通りを歩きながら次々につまむための街です。
「食い倒れ」と粉もん
大阪には「食い倒れ」という言葉があります。着るものより食べるものに金を惜しまず、旨いもののために身代を潰す——その気風を表す言葉で、道頓堀はまさにその舞台です。看板になるのは「粉もん」。小麦粉の生地を鉄板で焼く、たこ焼きとお好み焼きのことです。たこ焼きはタコを芯に丸く焼き、お好み焼きはキャベツや豚を生地に混ぜて平たく焼く。どちらも安くて熱くて、ソースの匂いで人を呼びます。そこに、蒸したての豚まんや串もの、甘味が加わる。高級な料理ではなく、庶民が毎日食べてきた一皿こそが、この街の主役です。
このルートの歩き方
起点はなんば駅。地上に出て道頓堀通りへ向かい、まずはわなかのたこ焼きを一舟。出汁の効いた生地を、火傷しないよう冷ましながら歩きます。川べりへ出たら戎橋で足を止め、グリコ看板を眺めて一息。ここから先はお好み焼きの美津の——粉を使わない山芋焼きは、席についてじっくり味わう一皿です。締めは551蓬莱の豚まん。蒸したてを紙ごと持って、熱いうちにかじります。全体は徒歩2時間ほど。歩き食いと着席、たこ焼きと豚まんを交互に挟むのがコツです。
ルートマップ
なんば → 戎橋・グリコ看板 → 道頓堀(粉もんと豚まん) · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(3)
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