錦市場ルート

京都 · 錦市場ルート

錦市場ルート

「京の台所」と呼ばれる錦市場を、四条烏丸から東へ。だし巻き玉子、豆乳ドーナツ、たこたまごと、四百年続く商店街の一皿を店ごとに辿る。突き当たりは錦天満宮。

🚇 阪急京都線 烏丸駅/地下鉄 四条駅🚶 徒歩 約90分🍽 一皿 3

錦市場とはどんな場所か

錦市場は、京都の中心・四条通の一本北を、東西におよそ四百メートルのびる細い商店街です。四百年ほど前から市場として開かれ、今も鮮魚や京野菜、漬物、乾物、湯葉や生麩の店が軒を連ねることから「京の台所」と呼ばれてきました。道幅は狭く、色とりどりの暖簾とアーケードの天井が続きます。近年は食べ歩きの店も増え、地元の料理人が仕入れに通う顔と、観光客でにぎわう顔が、同じ一本の通りに同居しています。

京の台所の一皿

錦の魅力は、京料理を支える素材そのものを、その場でつまめることです。三木鶏卵のだし巻き玉子は、出汁をたっぷり含ませて焼き上げる京都らしい一本。こんなもんじゃの豆乳ドーナツは、京都が良質な大豆と水に恵まれ、湯葉や豆腐の文化が根づいた土地であることを思い出させます。イイダコの頭にうずらの卵を詰めた櫂のたこたまごは、市場が観光地になる中で生まれた新しい名物。老舗の技と、新しい食べ歩きが、ひとつの通りに重なっています。

このルートの歩き方

起点は地下鉄四条駅、または阪急烏丸駅。大丸のある高倉通の側から市場に入り、東へ向かってまっすぐ歩きます。まずは三木鶏卵のだし巻きを一切れ、続いてこんなもんじゃの豆乳ドーナツをつまみ、市場の東寄りで櫂のたこたまごを一本。道は狭く、仕入れの人や自転車も通るので、買ったものは店先で食べ、通りの真ん中で立ち止まらないのが作法です。突き当たりの錦天満宮まで歩けば、全体で一時間半ほどを見ておくとよいでしょう。

ルートマップ

四条烏丸 → 錦市場 → 錦天満宮(東西の商店街を西から東へ) · 番号は下の一皿と対応

錦小路通四条通高倉通柳馬場通麩屋町通寺町通🚇四条駅・烏丸駅🏬大丸⛩️錦天満宮1だし巻き玉子2豆乳ドーナツ3たこたまご

このルートの一皿(3)

タップすると各店・各一皿の詳細へ

1小吃三木鶏卵×だし巻き玉子京都のだし巻きは、砂糖ではなく出汁で食べさせる。三木鶏卵のそれは、たっぷりの一番出汁を含ませてふんわり巻き上げ、切ると断面から出汁がにじむ。関東の甘い厚焼きとは別物で、口に入れるとまず出汁の香りが立ち、卵の甘みは後からくる。あたたかいうちが一番で、市場の店先で一切れずつ買って、その場で食べるのがいい。冷めても味が締まるので、京土産にする人も多い。最寄 四条駅/烏丸駅価格 1切れ 200円 2甘味こんなもんじゃ×豆乳ドーナツ揚げたての豆乳ドーナツを、紙袋に入れて十個ほど手渡してくれる。ひと口サイズで、外は軽く、中はしっとり。豆乳の生地はくどくなく、甘さも控えめなので、いくつでも入る。同じ店の豆乳ソフトクリームも人気で、濃い豆乳の風味がそのまま冷たいソフトになっている。歩きながらつまめる手軽さと、京都らしい大豆の味わいが両立した、錦の食べ歩きの定番。最寄 四条駅/烏丸駅価格 10個 350円 3櫂(KAI)×たこたまご串に刺さった小さなイイダコを頭からかじると、中からうずらの卵が現れる。甘辛く煮含めた蛸はやわらかく、卵と一緒に噛むと、しょっぱさと黄身のこくが重なる。ひと口で食べきれる大きさで、片手で歩きながらつまめる。見た目のかわいらしさもあって、錦市場の食べ歩きを象徴する一品として、写真に撮る人も多い。中・大・特大とサイズが選べる。最寄 四条駅/烏丸駅価格 中サイズ 250円
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