沖縄 · 国際通りルート
国際通りルート
那覇の目抜き通り、国際通りとその脇に折れる平和通り・市場本通りを歩く。沖縄そばやタコライス、ポークたまごおにぎりといった昼の定番から、サーターアンダギーやブルーシールアイスの甘味、そして飲んだ後に食べる「締めのステーキ」まで。観光の通りでありながら、沖縄の日常の味が一本の道に並ぶ。
通りの定番から始める
国際通りは那覇の中心を貫く約1.6キロの通りで、その両側と、脇に折れる平和通り・市場本通りに食が集まる。まず沖縄そばで一日を始めたい。そば粉を使わない小麦の太麺に、鰹と豚骨の澄んだ汁を張り、三枚肉とかまぼこをのせる。次にタコライス。白飯にスパイスの挽き肉とレタス、チーズを重ねた、米軍基地の街で生まれた一皿だ。歩きながらならポークたまごおにぎり——ランチョンミートと甘い卵を海苔で巻いた、片手で食べられる軽食。どれも安く、沖縄の人々が日常に食べてきた味である。
甘味と締めのステーキ
つまみ歩きの合間に甘味を挟む。サーターアンダギーは小麦と卵、砂糖の生地を揚げた球形の菓子で、表面が割れて口を開く。揚げたては熱く、素朴な甘さが後を引く。ブルーシールアイスは戦後に米軍向けとして始まり、いまは紅いもや塩ちんすこうなど島の素材のフレーバーが並ぶ。そして夜、この街の名物が「締めのステーキ」だ。泡盛を飲んだ後、ラーメンの代わりに鉄板の赤身肉を食べる沖縄独特の習慣で、深夜まで開くステーキハウスも多い。甘さと肉、昼と夜で表情の変わる通りである。
このルートの歩き方
起点はゆいレールの県庁前駅。国際通りを北東へ、牧志駅の方へ向かって歩くと、緩やかに下る一本道になる。まず昼のうちに沖縄そばかタコライスで腹を作り、歩きながらポークたまごおにぎりやサーターアンダギーをつまむ。通りの中ほどで平和通りや市場本通りのアーケードへ折れると、屋根の下を雨でも歩ける。暑い時間はブルーシールアイスで涼を取るとよい。日が暮れたら泡盛の店で一杯やり、締めに深夜まで開くステーキハウスへ。国際通りは観光客で混み、夜も人通りが多いので、時間に余裕を持って歩きたい。歩き食いのごみは持ち帰りの用意を。価格や営業時間は目安なので、店先で確かめてから入るのが確実。
ルートマップ
県庁前駅 → 国際通り → 平和通り・市場本通り → 牧志駅(西から東へ) · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(6)
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