大阪 · 新世界・通天閣ルート
新世界・通天閣ルート
通天閣を見上げる下町・新世界を、動物園前からジャンジャン横丁へ。串カツ だるまの串カツ、八重勝のどて焼き、千成屋珈琲のミックスジュースまで。揚げ物と煮込みの一角を店ごとに辿る。
新世界とはどんな場所か
新世界は、大阪の南、通天閣を中心に広がる下町です。1912年、パリとニューヨークを手本にした遊園地と繁華街として開かれ、その名も「新世界」と名づけられました。中心に立つ通天閣は、当時パリのエッフェル塔をまねた塔で、今の塔は戦後に建て直された二代目です。塔の足もとから、串カツ屋や居酒屋、射的やスマートボールの並ぶジャンジャン横丁がのび、昭和のままの看板と赤提灯が続きます。華やかに開かれ、一度は寂れ、また賑わいを取り戻した街。安くて濃い、庶民の食が今も主役の一角です。
串カツとどて焼き
新世界の看板は、串カツとどて焼きです。串カツは、牛や海老、野菜を一口大に切って串に刺し、衣をつけて揚げたもの。卓上の共用ソースにつけて食べますが、一度つけたら二度はつけない——「ソースの二度づけ禁止」は、大勢が同じ壺を使う立ち食い文化から生まれた、この街の作法です。どて焼きは、牛すじを白味噌でとろとろに煮込んだ串もの。甘い味噌とやわらかいすじが、揚げ物の合間にちょうどいい。どちらも一本単位で安く頼め、キャベツをつまみながら、揚がる端から、煮えた端から食べていきます。
このルートの歩き方
起点は動物園前駅。地上に出るとすぐ、ジャンジャン横丁の入口です。細いアーケードを、通天閣を目印に北へ歩きます。まずは串カツ だるまで、牛串や海老を一本ずつ。共用ソースは一度だけ、キャベツで口直しをしながらつまみます。少し行った八重勝で、名物のどて焼きを一串——甘い味噌の煮込みで、揚げ物の油をいったん落ち着かせる。締めは千成屋珈琲。ミックスジュース発祥の一杯を、席についてゆっくり飲みます。全体は徒歩2時間ほど。揚げ物・煮込み・甘い一杯と続けるのが、新世界らしい順路です。
ルートマップ
動物園前駅 → ジャンジャン横丁 → 通天閣(串カツとどて焼き) · 番号は下の一皿と対応
このルートの一皿(3)
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